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編集のための覚書

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"ヒトとモノの出会いを編集する"ことを模索するための日々の覚書きです。
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#旅

編集の力を信じてる

編集は、偏集だ。偏ってこそ価値がある。 私の尊敬する編集者の言葉で、うちの編集部で伝説的に語り継がれてる言葉のひとつです。 この「偏る力」こそが、私が信じている編集の力の根幹です。 選ばれない失望私の編集の価値についての原体験は、美大に通っていた頃…大学の芸祭でした。いわゆる学祭なんだけど、そりゃもう皆の力の入れようが他の大学とは違って、誰もが何らかの出し物に参加してるんじゃないか?という熱気で。 私の出身である油絵学科の子たちは大概、絵を展示して、一般の方やギャラリス

この夏、私が「編集観点」で巡りたい場所

6月下旬〜8月くらいまで、しばらく時間と場所の制約があまりなく動けるので、かねてから行きたい…!と思っていた場所を回ってみようかなと思っています。 今回の選定基準は 1,何か「場」を運営しており 2,その「場」を「メディア」として捉えられそう というところです。そしてその「メディア」の「コンテンツ」がどう作られているのか?を編集観点で勉強してこようと思います。 情報が大量に出回っている昨今、1次情報をしっかり持ってるのは強いと思うので、しっかり見て自分のこやしにして来よう

料理教室が「地域の暮らし向き発信」に最高だった話

今日はハワイで料理教室に参加させてもらったのですが料理教室ってコンテンツとしてめちゃ良質…!という気付きがありました。 観光・人口の課題を抱える地域は料理教室をしっかり編集してコンテンツ化するととても良きと思ったのでポイントをご紹介しようと思います。 その土地の食をつまみ食い感覚で知れる旅先での体験の満足度って「その土地の食」を楽しめるとあがるわけですが、料理教室では食材を説明しつつ、味見させてもらいながら調理するので地元の食材試食会のような体験が。 特に、調味料や食材