天職だと感じた瞬間

私は乙女座なのですが「心配から人をケアをする性質」があると数日前に占星術で教えていただきすごく納得がいきました。困っている人をみたら助けたくなるし、本職の看護師やヒプノセラピーで誰かを癒すこともすごくやりがいがあります。

ただ、その役割を母がうつ病という形で与えてくれたことに結びつき、少ししんどい思いでいました。

数日前に見つけた過去の記憶。

それは、私が学童期の頃、うつの母のことを祖父や祖母、小姑たちが責めていたのですが、それは私の潜在意識だったということ。母を孤独にして弱くして攻撃したインナーチャイルド。

あと2か月でヒプノセラピー養成講座の上級クラスを終えようとしているこの状況で気づいたこのインチャは、先日の講座内で谷原由美先生からいただいた言葉と結びついたものがあったのです。

「がんばっている自分、えらい自分、素敵な自分になりすぎるのをやめるて、弱くてダメな自分をそれもいいじゃないかとまるっと認めていくこと。ダメな母にダメ出ししている自分がいるということ、そして(ケアする)役割を与えてくれることに感謝し、看病人であることを美化しない。」


ガッツ――――ン!!!!
まるで頭の上に大きな岩がのっかったような感覚でしばし呆然としていたのですが、講座が終わり0時を回ってもなかなか寝つく気にはなりません。
私は何かを間違っていた。誇りに思っていた看護師の仕事が埃にさえ感じてしまったのです。


これから先、母へ対しての接し方や看護師としての自分の心得を真剣に本当に真剣に考えてみました。

まずは、母への接し方。楽になる方法や何かを教えてあげたりケアをすることではなく、ただただ感謝し親孝行がしたい。そして、私の方が母からもっと色んなことを教えてもらいたい。私はお母さんの子だからお母さんに何かを教えるほど偉くない。強い母を信じよう。


そして、看護はあくまで私が好きでやらせていただいているもの。好きな仕事ができていることにただただ感謝することだけなんだ。患者さんのことを想って良い看護できてるってどこかで溺れていたんだと思います。

でも違った。そこで、なぜ、看護師の仕事がこんなにも好きなのか、進み方が間違っていなかったのかを考えるべく、もう一度看護学生のまっさらな気持ちに戻りナイチンゲールの言葉を読んでみることに。

すると、ある2文に目が止まります。
「私たちは、自分が誉められるためにではなく、私たちが選んだこの仕事に名誉をもたらし、それを前進させるために、心を打ち込んで事を成し遂げていこうではありませんか」
「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」
ここから気づいたもの。私、どこかにあった認められたい、評価されたい気持ちが、看護者としてはいらないもので手放そうと思ったのです。

読み進めていくと、、ナイチンゲールもまた
「私はすべての病院がなくなることを、願っています」と言っています。
そこには、人は誰かの手を借りなくとも自分自身で必ず立つ力があることを意味していると感じました。
そして、「あなた方は進歩しない限りは、退歩していることになるのです。目的を高く揚げなさい」と。
そうか、看護は私が自己成長できる全てのものがつまった大切なお仕事なんだ。心して闘え!と今自分に言い聞かせています。



さらにストーンと腹に落ちた気づきがある。

そのきっかけは、講座の同期がくれたメッセージ。

小さいころから、もしかしたらそのお母様の姿が、えりりんの人を慈しみ守る「看護の心」を、育ててくれたのではないだろうかと感じました。

以前、お姉さんのようになりたいと言ってましたよね。自分の意見をはっきり言う主張をするお姉さん。もしかしたらえりりんの中にはそのえりりんが本来の姿にあるのではないでしょうか。
その姿と、お母さまから育ててもらった看護の心を併せ持ったなら最強!!

えりりんがそれを自覚して、使っていったなら、お母さまはえりりんを心優しく育てる役目を終えて、本来持っていた強い方に戻るのではないでしょうか・・・えりりんが信じているように。
多分本当にえりりんの母上はその強さと看護の心をすでに持ち合わせているのでは。。。

こんなにも私のことを考えて言ってくれた言葉。


私は、今自分に毎日言い聞かせている暗示がある。

「我慢して認めてもらおうとするのは、もうやめようね。自分のいいたいことはしっかり相手に伝えていいんだよ。本当に心からやりたいことをやると、みんなに認められるんだよ。」

友人から言われた言葉がまるで一致したのです。

まさに、天職だと感じた瞬間でした。

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