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ラーメンは好きだけど味の違いが分かっていないかもしれない

久しぶりに夫と遠出をした。

遠出といっても、電車で40分くらいのところだ。普段は家の近くでしか買い物したりご飯を食べたりしないので、それでも遠出と呼ぶことにする。

夫に目当ての店があり、私はその間、適当に古着屋さんなどを見て回った。どこでも自由行動になってしまうのは私たち夫婦のあるあるだ。さすがにお昼は集合して一緒に食べた。夫が20年くらい前(!)に働いていた会社があった場所だったので、昔よく行っていたというお店でつけ麺を食べた。

美味しかった。美味しかったのだが、ラーメンやつけ麺で「これは、間違いなく美味しい!」と感動することが極端に少ない。どのお店もこだわりを持ってスープを作っているし、麺だって同じくなのに、それを私がよくわかっていないのかもしれない。

一つだけ思い出せる最高のラーメンは、いつだったか名古屋に行った時に偶然入ったラーメン屋さんのラーメンである。スープが野菜から作られていて、全部飲んでも罪悪感なく、むしろ喜んでぺろりと飲んだ。

お店の名前はまったく思い出せないけど、まだあるのかしら。私のラーメン(もしくはつけ麺)人生のなかであれを超えるものに出会えていない。またいつか、食べたいな。