学生時代に部活の応援をしたことがない私が甲子園を応援して感じること
今日は甲子園を見ながら仕事をしていた。野球好きとしてはやっぱり気になってしまうので、「わお!」「あーー!」と叫びながら、いつもより作業部屋が騒がしくなっていました。
慶応おめでとう。仙台育英もおつかれさまでした。すばらしい試合でした。個人的には両校のピッチャーに拍手を送りたいです。仙台育英の湯田くんなんて150km出ちゃうんですね。
今回、慶応の応援が話題になっていていたけど、ネット配信でPCからの音声で聞いていてもすごい。きっと現地ではすごい盛り上がりだったんだろうな。
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学生時代、わたしは声を出してスポーツを応援したことが一度もなかったはずだ。中学時代は弓道部に所属していて、声援は御法度。的に当たったときは、学校オリジナルの手叩きが歓声代りとなっている。
高校時代は、そもそも部活動が盛んな高校ではなかったので、生徒みんなでスポーツ部の大会の応援をしに行くという習慣がなかった。
大学時代も大学野球や駅伝などのスポーツを目指す部活がない大学だったので、特に応援をすることもなく4年間を過ごした。
大学時代に一度だけ、神宮で大学野球の観戦を友だちに誘ってもらっていったことがある。早稲田大学が試合に出ていたので、応援の盛り上がりにびっくりした覚えがある。
応援している人たちは全員が出場している生徒と友だちだったりするわけではないと思うので、「学校」という結びつきってすごいなあと感じた。
出身高校の校風や先生の考え方、生徒への向き合い方がとにかく違和感しかなく過ごしていたので、わたしは「学校」の結びつきというのは、中学校で終了してしまった人生だ。
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そんなわけで、ヤクルトスワローズファンではあるけれど、神宮の試合を観にいっても、大歓声をあげて応援するというのが、なかなか馴染めない。最初のころは外野の立ち見席でガッツリ応援もしたことがあったけれど、自分のなかにしっくりいかなかった。
なので、座って見ながら、メガホンをカンカンと鳴らすスタイルが自分には合っている。(もちろん、ナイスプレーなときには声を出してしまうけれど)熱心なファンに怒られてしまうかもしれないけれど、これが私の全力の応援スタイルなので。
そう思うと、やはり学生時代の環境ってその後の人生の生き方というか、何か物事に向き合う姿勢に大きく影響するなあと思う。
高校時代の先生に言われた嫌なこととか、しっかり根に持って、いまもカウターとして思想の一部となっているし。
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日本人は甲子園が大好きだ。ツイッターやネットニュースを見ていてもこの数週間でいろいろな話題があがってきていた。
熱中症対策の試合時間や、髪型についてなどなど。
今日、試合を観ていて、選手の素晴らしいプレーや表情を見ていると、やっぱり主役は選手なんだよなと思う。
外野がわいわい言うのも、議論のきっかけとして良いとは思うけど、まずは甲子園の主役の選手の声を尊重してあげるのが一番なんじゃないかと思う。
彼らが当事者で、試合が終わったら涙を流すほどの体験をした人たちなのだから、彼らの声を一番に聞いてあげて、いろいろな課題がクリアすると良いな。
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