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最優秀俳優賞をあなたに



 この間『クローズZERO』を観た。
山田孝之がイケすぎていて、たまげた。

ちなみにクローズZEROとは…

鈴蘭男子高校を舞台にした不良のおはなしだ。

●鈴蘭は県内随一の不良たちが集まる男子高校であり、偏差値は県内最低。多くの猛者が集い、派閥や一匹狼が常に存在していることから未だかつて番長として全校をまとめ上げた者は存在しない。

●高橋ヒロシさんが描いた不良漫画『クローズ』が原作。

●漫画の主人公・坊屋春道が鈴蘭高校に転校してくる1年前を描いた完全オリジナルストーリー。

●原作ではほとんど登場しない女性キャラクターが登場している。

ウィキペディア参考



 山田孝之と言えば、わたしの中では『ウォーターボーイズ』であり『世界の中心で愛を叫ぶ』である。役名ではなく、ドラマ名というあやふやさではあるが、わたしの中の山田孝之さんとはこのイメージだった。美形な青年。
最近は髭が似合うダンディな男性という感じ。





 ルーティンのように、なんの気なしに開いたアマゾンプライム。おすすめに出てきた『クローズZERO』。昔のだけど見てみよっか、と簡単に決めたわたし。


すべてが運命だったのだ。


当たり前にみんな若い。キャラがいい。おもしろくて格好いい。昔のだけど、昔じゃねえんだよ、とわたしに言いたくなる。


みんな素敵な中でも、山田孝之は天下一品だった。


普段はおちゃらけているのに、本気モードになるとキケンな色気が溢れ出してくる男。それが芹沢多摩雄(山田孝之)だ。


喧嘩が強くても、やり過ぎない線引はきちんとしているし、ふとした顔もキマっている。中でも、終盤の抗争シーンは格好良すぎてブッ倒れてしまうだろう。
伏せた目を上に向けるあのシーン。とてもいい。
画像では伝えきれないと思うので、見る機会があればぜひ確認してもらいたい(PG-12指定あり)



『クローズZERO』の主演には小栗旬。原作にはいない女性キャラクターには黒木メイサと、名だたる俳優の方々が出ている。

わたしは鈴蘭の中でも、滝谷 源治(小栗旬)率いるG.P.S軍団のひとり、



牧瀬 隆史(まきせ たかし)


が好きであった。


俳優は高橋努さんだ。



牧瀬は男気溢れる性格で、仲間を裏切らない。喧嘩に負けても諦めない。


時折挟まれる下品なシーンは、だいたい牧瀬が中心である。でも、牧瀬だからこそ愛しくて憎めない。


パンチをくらい、蹴りが入って倒れても、なんとか立ち上がろうとする。真っ直ぐな奴。

頑張れーと応援したくなるのが牧瀬なのだ。




 わたしはまた、アマゾンプライムで映画を観ていた。今回は『わたしの幸せな結婚』というSnowManの目黒蓮さんと、今田美桜さんが出ているものだ。アニメを見ていたので、話の流れは分かっている。
と、わたしは序盤から興奮することになるのである。


主人公の斎森 美世(今田美桜)は、継母と異母妹に苛められ、使用人のように生活している。父親も美世を疎んじており、見て見ぬふりだ。
そんな生活環境に生きる美世の絶望から映画は始まった。のだが。


ん?
美世のお父さん?


お父さんっ!?



お父さんってば!牧瀬じゃん!!



牧瀬であり、美世の父親の高橋努さん


わたしは動揺した。
キャストの事前情報を知らなすぎた。
牧瀬が、いや高橋努さんが出ていることを知らずに観てしまったのだ。


急に会えた嬉しさ、感動、動揺。うまく写真を撮ることができなかった。


期せずして高橋努さんにまた出会えたこと。
それだけで、映画を見終わる前から「観てよかった」という気持ちでいっぱいになった。
(映画はもちろん楽しかった)





 クローズZEROを観た後、高橋努さんについて調べていたから自然と会えたのかな。
まさか、これが引き寄せの法則…?(ハッ。目を見開く)



山田孝之さんも小栗旬さんも、目黒蓮さんも今田美桜さんも、名前を挙げていない俳優の方々も、みんなみんな素晴らしかった。


それでも、わたしは贈りたい。
わたしの最優秀俳優賞を、あなたひとりに。


栄えある、わたしの最優秀俳優賞は……




……




………




…………







高橋努さん。あなたです!




ありがとうございます!!
おめでとうございます!!





勝手なことを、こんな上から目線から言っている。



鈴蘭高校のカラスたちがカチコミに来てしまうかもしれない…。



逃げろっ!!





もしサポートいただけたら、部屋の中でものすごく喜びます。やったーって声に出します。電車賃かおやつ代にさせていただきます。