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地域を活性化させるとは。

こんにちは、設計事務所KDLの中山です。
何だか日々に追われて、色んなものを取りこぼしてしまっているなと、反省の毎日ですが、すっかり春がやってきて、最近は初夏の陽気ですね。

厚木の価値向上を目指すまちづくり集団「あつぎエリアマネジメント」という団体とご縁があり、その団体が主催する「あつぎ地下マルシェ」の会場構成やデザイン、企画などに協力させて頂きました。

4/27 あつぎ地下マルシェ

私たちの事務所がある厚木市の主要な駅本厚木駅には、地下道があります。バスターミナルや市立図書館などに行けたりする使ってみると意外と便利な場所なのですが、少し薄暗くひっそりとしているので、なかなか肯定的なイメージが沸かない場所を、厚木市としても「地下道を活性化させたい、にぎわいあふれる空間に!」という想いのもと始まった企画のようです。

今回は、厚木にゆかりのある素敵なお店の出店と、せっかく少しひっそりとしていて、屋外で行うマルシェと違い、光をコントロールできるので、せっかくであれば暗闇を楽しもうと、「暗闇パーク」と題して、親子で楽しめるワークショップを企画しました。

暗闇パーク

【暗闇迷路】
目隠ししたら世界はどう感じるだろうか。ということで、段ボールで地下に迷路をつくり、オリジナルでデザインした目隠しをして、白杖を手にゴールまでたどり着けるかという、ワークショップを行いました。

地下に出現した迷路
オリジナルデザインの目隠し

不安になりながらも杖を頼りに、壁にぶつかったり自分の向かっている先が分からなくなりながらもゴールを目指し、皆さんに楽しんで頂きました。

【暗闇アート】
暗闇の中で素敵なアートを!ブラックライトで光る特殊な塗料を使って、暗闇の中で光るアートをつくるワークショップを行いました。

ブラックライトを設置した暗闇ボックス
子どもたちの素敵なアート

段ボールで作られた大きな箱の中で、子ども達がじっくり遊び込む姿が見られました。

【サウンドテーブルテニス】

視覚障がい者の方々のスポーツで、音のなる球を使い、その音を頼りにラリーをしていくのですが、厚木市の視覚障がい者協会の部活に私たちが参加させて頂いたのがきっかけで、とても面白い競技だったので、もっと多くの方々に知ってもらいたいという想いのもと、地下マルシェで実験的にやってみました。

サウンドテーブルテニス

目隠しをしながら音のする方向とその距離を頼りにラケットを振ります。最初は全くラリーが続かなかった方々もだんだんとコツをつかんでラリーが続いたり、盛り上がっていました。

色々準備不足で反省する部分もあり至らなかった部分もあるのですが、来場された方々からは肯定的な意見が多く、私たちとしても厚木の多世代の方々が集う面白いイベントになってよかったと、ひとまずほっとしました。

今回は、厚木にある福祉施設研究所という高齢者、障がい者の施設設計を専門で行っている設計事務所とタッグを組み、イベントを企画しました。
また、様々なものを段ボールで作成したのですが、愛川にある段ボールの会社ハココさんにご協力頂き、作成をして頂きました。

その日はとても盛り上がり、厚木の地下道にこんなに人が集まったのは初めてでなないかという声を頂いたのですが、継続的にどうしていくか、みたいな所の課題はまだまだある一方で、改めて厚木には面白くて力を持っている店舗が沢山あるんだなぁと、個々で頑張っている点が線となり繋がっていくと厚木がもっと面白く、魅力的になるのではないか、そしてその一助となれたらと改めて思います。

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少しでも空間を変えみたいな、という想いのある方、是非気軽に設計のご相談お待ちしています。
個人住宅、集合住宅の新築から改修設計。
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