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働きたくない

働きたくない、養ってもらいたい
というのは私の生活の上位を占める欲望。
今は少し仕事をしていて、
特に学校(通級)の仕事なんかは大好き。
でも基本は扶養の範囲でバイトをして、
彼に養われて生きていきたい。

元彼たちとは、働けと言われたから別れた、
くらいなレベルで働きたくないし、
働けと人から言われるのはもっと嫌い。

私の働きたくない願望はどこから来ているのか
検証してみる。

理由の一部は、この記事に書いたような事。

身体の調子が悪い時が多い。

でもその他の心理的ブロックの理由となると…
やっぱり母しか思いつかない…。私が小さい頃、
母はダブルワーク、トリプルワークしながら
同時に家事も子育ても全部やっていた。

父の実家で暮らしていた頃は
祖母が私や妹の面倒を見てくれたけれど、
引っ越してからはそこも全部母の分担となった。

母はキャパいっぱいいっぱいに働いていたけど、
というかキャパいっぱいに働いていたからこそ、粗相(部屋が汚い、洗濯物が溜まる等)があった。
そんな時、父は母のできていないところを
責めるような発言をした。

子供の教育も母の分担だったため、
私が勉強をしなかったり
学校へ行くのを辞めたりしたら
パパに怒られるのはママだった。

母は常に猛烈にお母さんで、
常にストレスに晒されていて、
常にヒステリックだった。

だから私の中で「女性が働く」という事は
幼い私に向かって怒鳴りちらす母、
母の至らないところを責めちらす父
のイメージと強固に結びついているのだ。

同時に、母はいつも
「パパの稼ぎが少ないからママが働かなきゃ
いけないのよ」と言っていた。

つまり
パパの稼ぎが少ない

ママも働かなきゃいけない

ママがストレスを抱える

エリーが怒鳴られる

私は鬱で無気力になる
という流れだった。

客観的に見れば、この流れがひと続きではない
という事が分かる。

パパの稼ぎが少ないからママが働かなきゃ、
はあるとしても、
ママが働かなきゃいけないからって
ストレスを溜めなくてもいいし
ストレスを溜めたからってエリーを
怒鳴らなくてもいいし
エリーは怒鳴られたからといって
鬱状態や無気力にならなくてもいい。

過去がどうあったとしても、
そこに現在を左右されなくていい。
それは分かっている。
親がどうであったか、にも左右されなくていい。
それも分かっている。

それでもこの働きたくない気持ち
そして自分が働くことによって
心に余裕のないヒステリックBBAに
なってしまうことに対する嫌悪感が非常に強い。

心のどこかで、
女性がバリバリ働くことに対して、
拒否感がある。
女性が、というより、女性である自分が、か。

この時代、女性も働くべき、
旦那(彼、パートナー)だけの稼ぎだと、
旦那に何かが起きた時に、不安定。
そういう事も、重々承知している。
それでも重い腰は、なかなか上がらない。

幸い彼は、
私が全く稼がなくても問題無いと言っている。
家事だけは最低限してもらえればいいと。
その上で、目標があった方が人生が輝くから、
仕事するのはいいんじゃないの?という感じ。

そしてこちらの記事のように、
夢が無いなら僕の夢を支えて、
と言ってたくれた。↓↓↓

一時期ほとんど収入が無くて、
金銭的に彼に頼りっぱなしになっているのが
申し訳なさすぎて辛い時期があった。

近所のスーパーでバイトを募集していたから
応募してみようかな?と相談したら、
「それは本当に君がやりたい事なの?」
「そうじゃないなら焦って
始める必要ないんじゃない?」と言われた。

というわけで、働けとも言われないし、
働かないと家計が立ち行かないほどでもない。
つまり働くための外圧が無い。
そんな状況で、働くとしたら、
本当にやりたい事か
本当に効率よく稼げるものだけ。

世の中そんなに簡単に都合の良い仕事が
見つかるわけでもないけど、
働きたくない自分を飼ったまま
どうにかこうにか進んでいけますように。


私は、文章を書く時、だいたい自分の経験から書きます。したがって、いただいたサポートは、今後も様々な経験をしにいくことに使わせていただきます。