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世界に愛を届ける

白状しますが、うちの夫は筋金入りのYOSHIKI(X JAPAN)狂です。

本人は「俺なんか全然ファンって言えない」っていう。

だけど私からすれば、YOSHIKIさんが出るメディアはすべてチェックし、もちろんCDもデジタル音源もすべて購入し、ライブにはすべて必ず参加し、YOSHIKIさんが販売するワインやシャンパンやらを購入していれば、しかもそれを中学生の頃からだと聞けば、コアファン認定間違いなし!

引越しの際に、YOSHIKIさん本人着用サイン入りのスラックスが荷物から出てきた時には驚いた。

YOSHIKIさんって脚長〜〜。。

じゃなくて、あまり人を推したりしない私はつい、これどうやったって履けないのにどうするの?ってツッコみたくなり、ひんしゅくをかいました。


そんな夫に流れるように連れられて行ったのが、「YOSHIKI:UNDER THE SKY」のジャパンプレミア。
は無理だったから、全国で開催されたパブリックビューイングを見てきました。

要するに、YOSHIKIさんが監督したドキュメンタリー映画の先行上映。

六本木で開催されたYOSHIKIとhydeさんの登壇会見も含めて、地元の映画館で見てきたのです。


結論から言うと、大号泣して帰ってきました、私が。

嗚咽をこらえるのに必死で、息の荒い人になっていた。

しかも、しばらく放心状態で2人とも会話する気にもなれない。

めっちゃナメてたことをものすごく反省した。

映画は、YOSHIKIさんが世界各国のアーティストの方々の曲をアレンジして一緒にコラボしたライブとインタビューを交えたもの、と事前に聞いていたので、音楽を聴くのね〜と大して何も期待せずに行ってました。

今思えば、本当に失礼でした。
全力でお詫びします。


スクリーンで見たのは、

YOSHIKIさんの生き様

だった。


音楽しかできない。

だけど、音楽で世界にみんなに愛を捧げる。

そうやって生きてきたし、そうでしか生きられない。

でもそれが自分の天命。

それしかないから、ひたすらそれに全力を尽くす。

それが僕の生き方でそれが生きることで、それが僕なんだ。


すごく色々心が折れることも揺れることも沢山あったけれど、結局ここに戻ってくる。

音楽しかないけど、音楽があるから魂を込めて進む。

それが生きる、ということなんだ。


YOSHIKIさんのパフォーマンスから、私はそういうメッセージを感じました。

もう、すべて愛そのものだった。


そして、YOSHIKIさんは私に答えをくれました。

正直に言って、私はしょっちゅう自分の無力さを感じては悩みます。

なんだか世の中はおかしいし、日本もかなりヤバいし、地球温暖化や環境破壊はもう取り返しがつかないところに来ているし、農家の方々とか様々な方の力にもなりたいし、心の病に悩む方々も多くて、いったい私に何ができるんだろう。

私ができることは雀の涙しかなくて、その雀の涙ですらままならない。

無力だなあってよくよく考えてしまうのです。

その度にとにかく目の前のクライアントさんのことだけを考えて、私ができることをしようと思い直していました。


おこがましいけれど、YOSHIKIさんはそういう思いに、私以上に囚われては悩み苦しまれてきたんだと感じました。

人の命の前では無力でやるせなさを感じさせられては、音楽しかないから自分の音楽に変えてきた。

それで生きるしかないからこそ、それで懸命に生きて、自分の生を全うするのが自分が生かされている意味だ、とここまでこられてきた。

生きるとはそういうことなんだ、というYOSHIKIさんの答えを聞いた気がしました。


ああ、そうだよね。それだけだよね。

自分にできること目の前のことを懸命にすることしかできないなら、それを懸命にやる。

それが生きるということ、それだけだよね。

私もひたむきに生きよう。

自分のやれることに必死に向き合い、地道に続けていこう。

真摯に音楽にひたむきに向き合うYOSHIKIさんそのもの、YOSHIKIさんというあるがままの姿を見せられて、全身が震えました。

もちろん、私がYOSHIKIさんのストーリーを知っているから強く共鳴したのもあると思いますが、すごく愛を感じて涙が止まらなかったです。

子どもの頃のお父さんの自死に始まり色々な方の死に直面し、いつも死が隣り合っていた、そういうすべての経験を愛に変換して人々に届けています。

YOSHIKIさんとコラボして出演されている世界各国のアーティストの皆様も、すごく素晴らしくて言葉がなかったです。

そんなわけで、上映後には「俺よりYOSHIKIファン」と聞きづてならないことを言われ、真っ赤になった鼻をマスクで隠して帰りました。


すごくみんなに見てほしいなぁ。
魂のこもった音楽を感じてほしいなぁ、と純粋に思います。

YOSHIKIファンしか楽しめないって言われたので、私がYOSHIKIさんファンになっただけなのか、みんなに聞きたい。笑



Spiritual Anatomy®のオフィシャルアプレンティスとして活動中です。
対面セッションは東京で行っていましたが、現在はSkypeのみです。
詳細は下記事務局までお問い合わせください。
pcsession@cocorocollege.com


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