ヘルスケア業界誌の副会長さんと編集長さんに取材して頂いて

女性ヘルスケア市場の調査研究・分析を行う女性マーケテイング会社「ウーマンズ」の阿部です。

先週、「調剤薬局ジャーナル」や「月刊H&Bリテイル」などを発行してらっしゃる、ヘルスビジネスマガジン社の副会長さんと編集長さんに取材して頂きました。

当社ウーマンズが「女性のヘルスケア」に絞って事業を行っている点にご興味お持ちくださったようで、お話の中心は「女性のヘルスケア市場」について。

薬剤師の7割は女性であること、クオール薬局初の女性社長となった柄澤社長さんのこと、ドラッグストアの女性店長による躍進など、色々なお話を伺う中で、またはディスカッションする中で感じたのは「女性のヘルスケア」や「女性活躍」を応援してくださる男性陣の存在の強さです。

副会長さんも編集長さんも男性なのですが、女性のヘルスケアや女性の生き方・働き方、女性を取り巻く各問題について熟知されており、そして熱心。
副会長さんは「男性である僕にできることは何もないけれど~」と何度も仰ってましたが、いやいや違うんです。

女性のエンパワを広め、社会に定着させていくためには、業界や社会に対して影響力をもともとお持ちの男性陣(や男性陣を中心とした企業)が率先して「女性のヘルスケア」「女性活躍」を推し広めることが必要で、且つ社会変革には手っ取り早いものです。なんせ、社会・業界・企業のおよそほとんどは男性中心で回っているのですから。

女性が性差について発言したり、声をあげると途端に「厄介なフェミニストだ」と面倒くさがれたり、敬遠されたり、どこか白い目で見られたりするのが実際で、女性自身がそれを広めていくには相当の努力・行動・タフさが必要になってきます。例えば、まさにそれを象徴するのは最近だと伊藤詩織さんかなぁと思います。

業界誌という、業界への影響力を持ってらっしゃる男性陣が、女性のヘルスケアや女性の諸問題に積極的に取り組んでくださるのは、一女性としても、そして女性のヘルスケアをドメインにしている一企業としても、大変心強く思えた取材日でした。

コロナの中、わざわざ当社お台場までお越しくださった副会長さん、編集長さん、誠にありがとうございました。



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