The Weekend Cinema #1
みなさんこんばんは、金曜日がやってきましたね。今週は、いかがお過ごしでしたか?
さて、始まりました。
「The Weekend Cinema」
ここでは、毎週金曜日に私的お気に入り・おすすめの映画やドラマを月のテーマに沿って、毎週一作品ずつ紹介していきたいと思っております。
これから紹介していく作品たちが、みなさんの週末のお供に、そして彩りを与えるものとなりますように。
早いもので、もう三月、春の訪れを感じる頃ですね。3月というと卒業シーズン。
新たな門出を祝う時期ですね。そして、多くの方々がすでに、別れを経験されてるのではないかと思います。
ということで、今月のテーマは「別れと旅立ち」。
それでは、早速今週のススメの作品を紹介していきましょう。
今週おすすめは、「グッド・ウィル・ハンティング旅立ち/ Good Will Hunting 」
この映画は、1997年に公開されたアメリカ映画で、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を執筆し、アカデミー脚本賞首相した名作だ。
心に傷を抱える天才青年と精神分析医の葛藤と再生の道のりを描いたこのヒューマンドラマは、主人公と一緒に自分の人生の旅立ちも後押しされるような感覚になる、言うまでもない感動作。
ーあらすじー
映画は、MIT(マサチューセッツ工科大学)数学教授のジェラルド・ランボーが学生たちに出した代数的グラフ理論の難問をアルバイト清掃員として働くウィルがいとも簡単に解いてしまい、出題者のランボー教授を驚愕させるところから始まる。
ランボーはウィルの才能に目をつけ、彼の才能を開花させようとするが、ウィルはその頃、傷害事件で拘置所送りとなっていた。実は彼は、生まれつきの天才であるけれども、幼少期のトラウマから荒れた生活を送っていたのだ。
ウィルを更生させるため様々な心理学者にウィルを診てもらうが、皆ウィルにいいようにあしらわれ、サジを投げ出す始末。ランボーは最後の手段として、学生時代の同級生ショーン・マグワイアにカウンセリングを依頼する。
ショーンはコミュニティ・カレッジで教壇に立つ心理学の講師で、ランボーとは不仲であったが、ウィルの更生のため協力することになる。また、そのショーンはショーンで大学講師として表面的には健全な社会生活を送りながらも、最愛の妻を病気で亡くしたことから孤独に苛まれていた。
事情を知らないウィルは当初ショーンをからかっていたが、やがて互いに深い心の傷を負っていることを知り、次第に打ち解けていく。さらに、ハーバード大学の女学生スカイラーとの恋を通して、ウィルは自分の将来を模索する人間へと徐々に成長していく、トラウマから逃げられない一人の青年と、最愛の妻に先立たれて失意に喘ぐ心理学者の心の交流を描く物語となっている。
主演のマット・デイモンとロビン・ウィリアムズ。この二人の名俳優の魅せる珠玉の会話劇に感動するのは間違いないし、心揺さぶられる瞬間、そしてハッと気づかされる学びが多くあるはずだ。
マット・デイモン演じる主人公ウィルが見つけた、本当に大切なものは何か。そして、あなたも映画を通して、人生において本当に大切なものは何か考えさせられることだろう。
新たな一歩を踏み出すあなた、旅立つあなたに、ぜひ見て欲しい一作です。
どうか、映画と一緒に素敵な週末を。
映画の見所
・ウィルとショーンがカウンセリングをしている時のショーンがなくなった妻の話をするシーンがあるのですが、このセリフは全てウィリアムズのアドリブで、それを聞いて笑っているデイモンも演技ではなく、本当に爆笑しているのだとか。周りにいたスタッフも爆笑で、カメラマンも笑ってるので、よく見ると画角が少し揺れているのがわかります。
映画情報
作品:「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち/ Good Will Hunting 」
公開サイト:U-next
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