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OH MY LITTLE GIRL

先日、尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」(オー・マイ・リトル・ガール)を聴いてた。

ちょっと変に思われるかもしれないけれど、この曲を聴いてた私は、いつの間にか、「ぼく」を「私」に、「リトルガール」を「私の中にいる小さいリトルガール」に置き換えて聴いていた。

なんだか、不思議だった。

自分の中にいる小さいリトルガールに優しく歌っているようで、とても心地よく、自分に元気がわいてくる感じがした。

つまり、「小さいリトルガール」が「インナーチャイルド」というものだ。

癒した方が良いと言われているよね。

インナーチャイルドは、あなたの”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。あなたが子どもの頃の体験から徐々に培ってきたあなたの一部です。自分を守るために、心の内側であなたの子ども時代の人格が、いまも頑張っている、それがです。

男性にも女性にもインナーチャイルドが存在して、幼少期に受けた心の傷のこと。

私は、幼少期に受けた心の傷なんて、絶対ないと思っていたけれど、あったんだ。

それが発覚した(!?)のは、数年前。

母が告白した!

私の小さい時、ある夜、もう眠ってしまっていた私を家に置いて、父と母はレストランに行き、戻ってきた数時間後、私が起きていた。

そして、よく見たら、廊下にはツツツーっと涙の跡があったそうだ。

かなり泣いたような跡。(これを聞いたとき、笑ったけど、泣けた・・・かわいそ~な小さな私!)

それ以来、二人は私を置いて、夜のお出かけを二度としなかったそうだ。

これで、一応、その時はめでたしめでたし。

小さい時のことで、私は全然覚えてなかったけれど、きっと、私は「捨てられた」と思って、本当に悲しかったのだと思う。

涙の跡がそれを物語っている。

今考えると、そんなこと関係ないと思うのだけれど、当時の小さい私には辛かったんだと思う。かわいそうにね。全然覚えてない。

あれは、3歳くらいだったようだ。

インナーチャイルドは、
いろんな思いグセや行動のクセの原因として知られています。
ただのクセではなく、あなたの心を守るためのものであり、大人になった今でも、あなたの心の内側にあり反応し続けます。

子供時代の経験は、私たちの人格を形成し、その痕跡を残す。

また、子どもたちは印象や感覚を捉えるのは得意でも、それを解釈するのは苦手で、例えば、両親が家で一緒にいるのに、十分な注意を払わなかったり、感情的なニーズを無視したりすると、子供は自分が無視されていると感じる。

また、両親が家族の病気などで、病院に行くために祖父母に自分が預けられたことを育児放棄と解釈することもある。

捨てられたという心を癒すには、インナーチャイルドとつながり、抱きしめることが必要だということなので、この歌は私にとってはインナーチャイルドを癒すのに最高かもしれない。

インナーチャイルドについて書くとかなり長くなってしまうので、今日はこの辺で。


尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」

こんなにも騒がしい街並にたたずむ君は
とても小さく とっても寒がりで 泣きむしな女の子さ
街角の love song 口ずさんで
ちょっぴりぼくに微笑みながら
凍えた躰 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ
Oh, my little girl 暖めてあげよう
Oh, my little girl こんなにも愛してる
Oh, my little girl 二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでもいつまでも 離れられないでいるよ
君の髪を 撫でながら ぼんやりと君を見てるよ
甘えた声で 無邪気に笑う ぼくの腕に包まれた君を
Oh, my little girl 素敵な君だけを
Oh, my little girl こんなにも愛してる
Oh, my little girl 冷たい風が 二人の躰すり抜け
いつまでもいつまでも 離れられなくさせるよ
Oh, my little girl 暖めてあげよう
Oh, my little girl こんなにも愛してる
Oh, my little girl 二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ


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