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あきれる日

今日はヨガの日で、友だちも行く日なので、車に乗せて行ってもらうため、いつもの待ち合わせ場所に向かった。

最近では私が待たせることが多かったので、早足で行くと、まだ彼女は着いてなかったので安心した。


それにしても、見つかったら、罰金とられることがあるのに、こっちではよく堂々と横断歩道に停車して、携帯で話している。(日本もそういうことあるかな?最近の日本のことがわからなくなってる・・・)

確かに、携帯で話すときには停車しなければならないとはいえ、なにも横断歩道に停車しなくてもいいじゃんと思う。

他の車は通行できるように停車していたけれど、横断したい人には迷惑だ。おじいちゃん、おばあちゃんがたくさん住んでいるところなのに。

といっても、私は渡らないで、待つだけだったので、私には迷惑ではなかったけど、なにやら、会話が聞こえてくる。

どこから聞こえてくるのだろうと思ったら、その停車している迷惑車からだった。

ハンドフリーで話していて、相手の話している声が外に丸聞こえ。

運転手は男性で、声は女性。

相手は借金のことをしゃべっていた。

あれって、外に聞こえてることがわからないのかなぁ・・・

ちょっと恥ずかしいなぁと思いながらも、聞かないようにして、私はスマホを見ながら、友だちを待っていた。

数分後に友人が到着したので、車に乗る前に、やっぱりと思い、

「会話を中断させてごめん。でも、相手の女性の言ってることが全部外に聞こえてるよ。」と伝えたら、その男性は「えっ?」という顔をしていた。

別に、私はありがとうを言われるのを期待していたわけではない。

ただ、周りにいた人たちが知らない人たちだったとしても、その人たちに借金の話題を聞かれてて、恥ずかしいのではないかと思ったので、伝えた。

もしかしたら、おせっかいかもと思いながら。

だけど、人間って、他の人のネガティブな話題って大好きで、そんな話が聞こえたら、耳はダンボになる。

会話が借金のことでまだマシだったんだろうけど、もし、もっと恥ずかしい話をしてて、外に会話が漏れてることを知らずに話し続けてたら、周りはきっと楽しんでしまってるだろうな。笑

たぶん、あの男性は、私がスペイン語をわかるとは思っていなかったから、「えっ?」とびっくりした顔をしたのだと思う。

私は私で、あの車は新車(違うと思うけど)で、あの男性はハンドフリーで話すための説明書をきちんと読んでなくて、外に聞こえるモードにしていたんだと想像してあげた。

まあ、ここの国の電化製品などの説明書もその機種と異なったり、きちんと説明されてなくて、試さないとわからないことも多いから、試してたのかなぁ・・

いや、違うと思う。ただ単に知らなかった・・・


ヨガのクラスの後は、近くのスーパーに買い物に連れて行ってもらった。

帰る時に、色々話していた(私はおしゃべりになってる)ら、片側一車線の通りの信号で止まったときに友人が、「あ、ちょっと待って!」と、私の話を中断したので、どうしたのかと思ったら・・・・

彼女は窓を開けて、隣に止まっていた車に、「君達ぃ、反対車線に停車してるよ~!前から車来るよ~!」

家の近くの一方通行に禁止方向から入る車をたくさん見かけるし、一体、この国ではちゃんと自動車教習所で説明を聞いて、わかっているのか疑問に思った。

運転していたのは若いお兄さん達だった。

なんて面白い人たちがあちこちにいるのだろうとあきれた日だった。

今日に限ったことではないのだけど。

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