Craft Eggエンジニアの"強み"と"弱み"を言語化してみた話

自己紹介

2018年からCraft Eggで人事をしている中村です。メンバーの「働きやすさ」と「働きがい」が両立できる組織づくりをミッションにジョインしました。2年ほど前から採用にもチャレンジする機会をもらい、現在は人事業務全般を担当しています。

みんなの成長と活躍が事業成果につながっている!と感じられる時が一番うれしい瞬間ですが、一人ひとりの人生に大きな影響を与える可能性もあるのだという責任も感じます。力不足を実感したり、解決策が見つからなかったり・・・頭を悩ませることのほうが多い毎日ですが、そんな成長痛も楽しみながら人事ライフを送ってます。

TMIですが、生真面目な性格ゆえに文章が固くなりがちです。できるだけ肩の力を抜いていきます。

この記事を書いた経緯

Craft Eggのエンジニア採用は、人事が中心となって推進しつつも、現場エンジニアにも採用活動に参加してもらい会社で一丸となって成果を出していくいわゆる「スクラム採用」を取り入れています。候補者となる人が見つかったら、この会社に入りたい!と思っていただけるようにあの手この手でアプローチするのがリクルーター(採用担当者)の役目ですが、普段の役割や業務内容によってそれぞれのリクルーターが持っている知識にバラつきがあるということに気づきました。

私たちのチームの良い点と課題を整理し「候補者にいかに魅力を伝えるか」を採用チームとエンジニアが一緒になって議論し、エンジニア採用の共通言語をつくることをゴールに置き言語化をする機会があったので、その手順と得られた効果についてまとめてみようと思います。

言語化にあたりやったこと

  1. notionのフォーマット作成

  2. MTGまでに各自で現状(ファクト)を洗い出し、フォーマットに記載する

  3. 参加者全員で、洗い出した事象を「強み」と「弱み」に分類する
    →この表を見れば、リクルーターがCraft Eggのエンジニア組織について齟齬無く伝えられる!という状態になる

特に「弱み」として振り分けられた項目については「これはうちの課題だよね」で終わらせないようすることを意識しました。「こんな伝え方、捉え方をしたら魅力に感じる人がいるのでは?」という風に、先入観を取っ払って良い捉え方ができないかと質問しながら伝え方や見せ方を工夫していきました。(もちろん脚色や嘘はだめです!)

例えば「中堅層のエンジニア社員数が少ない」という事象。一見、継続的な成長を求められる事業にとっては課題に思えますし、実際体制づくりにおいて苦戦する理由にもなっています。ただ、良い影響についても言語化することができました。

notionのフォーマット。エンジニアの皆がたくさん意見を書き込んでくれました。

▼例「中堅層のエンジニア社員数が少ない」
弱みとして捉えた場合: 候補者から見て、キャリア形成のロールモデルが少なくイメージが湧きづらい
強みとして捉えた場合: 新卒や若手社員が打席に立てる数が多い。活躍できるチャンス!

得られた効果

純粋に強みを言葉にしていくことによって、自分たちのテンションが上がったなと思います(笑)。「これってCraft Eggの良いところだよね」「もっとアピールしたい!」など、より採用活動に前向きな気持ちになれたのがとても良かったです。また、弱みも言語化することで、改善アイディアを議論したり、どうやってそれを補うかといった今後の採用や組織づくりに繋がる話ができました。

当初の目的であったエンジニア採用の共通言語をつくるという点においても、特にエンジニア業務の経験がない人事の私が、自分の言葉でこのチームではたらく魅力付けをできるようになったことは収穫でした。

おわりに

ゲーム開発における職種や役割は数が多く複雑になってきており、進化のスピードも速いと感じます。そのためその仕事の経験が無い立場から採用に関わる難易度も上がっていると思うのですが、最前線で活躍している社内メンバーと積極的にコミュニケーションを取っていくこと、そして共通言語を作りながら採用成果を出していく、というスタンスをこれからも大事にしていきたいと思います。

・・・というわけで、Craft Eggでは現在一緒に働く仲間を募集中です!採用やチームビルディングにも主体的に関わりながら活躍したいエンジニアのみなさま、また、それ以外の職種の方も広く募集をおこなっています。詳細は弊社コーポレートサイトをご確認ください。ご応募お待ちしています!!


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