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紙書籍は重要 ずっと存続を

徳島新聞 読者の手紙 2022/01/28掲載

【反響】
 17日付本欄「紙書籍で本との対話楽しむ」を見た。若くして熱心に投稿している記事を見て、いつも感銘を受けている。
 本も電子化が進む中、紙書籍は私も大切だと思っている。特に子どもが赤ちゃんの頃から読んでもらう絵本は、大切な親子の時間になる。色彩豊かな表現に触れたり感性を育んだりするためにも紙書籍が必要不可欠だと思う。
 しかし、小さい子が丁寧に本を扱うことは難しいものである。好きな本は楽しそうにページをめくり、時には力任せに破ってしまう。またある時は、友達と取り合いになってちぎれてしまったりする。
 子どもにとって絵本は遊びの中でも重要なものだと思っている。そんな絵本も、破れてしまってはかわいそうだ。「絵本も破れたら痛いね」と絵本の気持ちになって修繕する姿を子どもに見せることが大切だと思う。そこから子どもは物を大切にすることを学ぶのである。
 徳島県では、赤ちゃんに絵本を贈呈しているブックスタート事業を取り入れている自治体が多数ある。わが子も赤ちゃんの時に絵本をいただいて感謝している。紙書籍が未来でもずっと使われることを投稿者とともに願っている。

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