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サンタクロースを信じる心

メリークリスマスとSiriに話しかけてみた画像です。

はいはい、今日はクリスマスじゃなくってイブだよ焦んなよと、ピリリと嫌味を効かせるSiriちゃんでした。

Siriに話しかけることはマイブームだった時があるのですが、なかなか洒落が効いていて驚く答えが返ってくる事があります。

私のクリスマスイブは、子供達と一緒に実家へ行き、食卓を囲み、ケーキを食べるというのが、私の離婚以降鉄板イベントです。子供の成長につれて近年はイヴ前後に行われたり、子供達の不参加により行わないこともありましたが、ほぼ毎年のクリスマスイブの過ごし方です。

成長したうちの子供達の代わりに、弟夫婦と、小さな甥っ子が参加するようになりました。今夜は甥っ子にクリスマスプレゼント携えて行ってきます。

母が張り切って、楽しそうなので、私としては親孝行のつもりかな。

私が子供の時、サンタさんからプレゼントと一緒に手紙をもらってそれはそれは嬉しかった記憶があり、私も子供達にはサンタさんからを装って、毎年手紙を書いてました。

それが功を奏したのかどうかは分かりませんが、うちの子供達は結構長い間、サンタさんを信じてました。

私は、自分が仕掛けたその信じる気持ちを大事にしたくて、頑張りました。

ある時は大きなケージに入れたハムスターを枕元に置きました。

ある時は、自転車2台を運んで枕元に置きました。1人の作業だから、これが一番労力使ったかも。

またある時は、サンタクロースの帽子を買って、玄関に落として帰っちゃいました設定をして、その帽子は最上級の宝物となりました。

ある時は、大人気商品で、どうしてもクリスマスまでに間に合わないゲームソフトだったので、「病気で入院している小さな男の子に、急にお願いされたので、その子へ先にプレゼントすることにしました。あと二日間待ってて欲しい」旨の内容の手紙を書いて信用させました。

病気の男の子を思い遣り、自分は我慢出来るよ、2日後なんて直ぐなのだからと、真っ直ぐな瞳で私に告げたその時は、自分の大がかりな仕掛けに胸が痛みました。

サンタクロースを信じることの何がよいのかというと、私は思うに、目をキラキラさせてサンタクロースの事を想像し、思いを馳せること。ファンタジーを信じる心の引き出しを作ること。

大人になってすぐ消えてしまう引き出しでしょうが、その痕跡はずっと残ると思います。

メリークリスマスイブ  2020🎄


#エリコの思い出語り