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体外受精の通院スケジュールと職場の話

通院スケジュール

まだ通われていない方やタイミング法や人工授精の方は「体外受精をした時にスケジュールってどんな感じ?」と思う方もいると思います

ということで、私の場合ではありますが、体外受精周期のスケジュールをざっくりご紹介します!

私の場合は、PPOS法(黄体ホルモン併用法)という方法で採卵しました

ですので、この採卵のやり方によっては全然スケジュールが違ってくるのではないかと思うので、あくまでも参考に

3/3 検診 ホルモンバランスが崩れたため、1周期(次の生理がくるまで)お休み(次回は生理開始1~3日目までに受診)
3/23 検診 (生理開始1日目)体外受精の周期に入るか決める この日から卵巣を刺激する注射を投与
3/28 検診 その後の様子を見る、追加で注射を処方される
4/2 検診 その様子を見る、採卵日の決定、追加で注射を処方される
4/6 採卵日、採卵した卵子は精子と受精させる(1日目)
4/9 検診 その後の様子を見る(受精卵3日目)
4/19 検診 受精卵の結果がわかる
4/29 検診 移植日の決定
5/4 移植1回目
5/6 移植2回目(2段階移植だったため、移植が2回ある)
5/13 判定日

カレンダーで見ると↓
※黄色マーカーが通院日

1周期がこんな感じになります

4月は検診や最重要項目の採卵があるので、月に5回も行っています
3/28と4/2もそれほどあいてないので、やはり頻繁に通うことにはなりますね

フルタイムで働いていると、月に5〜6回通うのって結構難しいですよね…

ちなみにPPOS法は新鮮胚移植はおこなわず、すべて凍結して、次の周期以降に凍結融解胚移植します
(えーと、確か黄体ホルモン投与のせいで着床しづらくなってしまうので、1周期お休みを入れる、ということだったと思います:自信ないので知りたい方はググってください!)

だから採卵してはよー結果カモン!と思っても1周期我慢しないといけなくてもどかしいです…


職場の話

通院が始まると、お仕事をされている方は通院とお仕事の両立に悩むことになると思います

体に合わせて動くことになるので「明日また来てください」となることもあるし、「この時間に必ず受診してください」みたいなこともある

「いや、その日は仕事がかなり詰まってる日で…」とか「来週は月末で繁忙期なんだよなー」なんていうのも体はお構いなしです

私も自分の体のことなのに、本当に予定が立たないなーなんて思いました

私は派遣社員で事務のお仕事と個人事業主でお仕事をしています

個人のお仕事は融通が利きますが、派遣先のお仕事はやはり調整が必要です

採卵日とか体に負担がかかる日はお休みしたりしていましたが、私は半休を駆使して通院していた感じでしょうか

あとは仕事終わりでもまだ間に合うクリニックを選んだので、検診と薬の処方だけなら仕事を定時で終わらせてダッシュで間に合わせる!なんてこともしていました

やっぱり頻繁にはお休みできないですもんね…

それでも私の職場は本当に理解があり、協力的でとても助けられました

私の場合、上司と同じでチームで働く2人の同僚には正直に不妊治療のことを打ち明けていたんです

やはりどうしても迷惑かけてしまうし、調整してもらう必要も出てくる

ましてや私の場合1年以上通っているので、正直私自身がもう嘘をついてクリニックに通うのとかがしんどくなってしまい、2年目の体外受精を始めたタイミングで話しました

(タイミング法や人工授精の時はまだ土日や夕方以降の通院で治療できていたのですが、体外受精になると採卵や移植がクリニックの規定時間などがあるのでどうしても日中や平日に行かなくてはならなくなり、もう隠せないな、と判断して言いました)

なので、通院は比較的スムーズに通わせていただいていたと感じています

非常にありがたい環境です
本当に感謝です

私は派遣社員になる前は普通にフルタイムで社員として働いていました(今とは別の会社ですけど)

残業も多く、家には寝に帰るだけ、みたいな生活だったので、もし今もその会社にいたら…絶対にクリニックには思うように通えてないでしょうね…

個人のお仕事を始めるので派遣社員になったのですが、妊活する上でもこの選択は正解だったな、と思っています

少子化が、と嘆くなら、やはり不妊治療のしやすさ、子どもの育てやすさをもっとどうにかしていかないといけませんね…

さて、今回は私の場合のお話でしたが、何か少しでも参考になれば幸いです!

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