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「ホームページ制作」がリスキリングの中心になるかも知れない
政府が今後の方針(いわゆる骨太の方針)で全世代型リ・スキリングの推進に取り組むことを示しています。※下記サイトにPDFがあります。リスキリングではなく「リ・スキリング」でPDF内の文章を検索してみて下さい。
参考記事
ITスキルを持っている人でもホームページ制作経験はない理由
リスキリングの推進活動においては、程度の差はあるものの、必ずITやWEBの知識が求められてきます。
私たちは、スマートフォンやIT家電は普通に使うことができ、SNSやブログも数多く利用しています。生成AIも登場し、少しずつ私たちの生活に浸透し始めています。
しかし、「WEBサイト(ホームページ)」の制作・公開スキル、つまりご自身でホームページを持たれている方、作った経験のある方は少ないのが実情です。
簡単にホームページを作れるサービスは多く存在し、そのいくつかは無料で提供されているにも関わらず、ホームページを作る、という行為自体が、専業とする人以外では、少ないのではないでしょうか。周囲の方に聞いてみて下さい。
企業に所属する方で、WEBサイト制作経験者が少ないことの理由の一つは、ホームページを作る機会・目的がそもそもなかったこともあるでしょう。個人の情報発信であればSNSで済むからです。
会社ですでにホームページが存在し、新たに作る必要は無い、またフリーランスや個人事業主として必要に迫られなければ、作ることがなかった、仮に作るとしても、企業内で制作担当がいるか、委託外注先があることがほとんどだったので、WEBに触る・作る機会や経験を得られることも少なかったと思います。
今後求められる「WEBサイト制作スキル」
今後、リスキリングを推進されていくようになり、その身につけた能力が評価されるような仕組みになってくると思われます。
そのためには、企業の薦めからはじめるだけでなく、個々で自主的にスキルを取得・発揮していく準備が必要です。さらに、ビジネスの新しい形として、所属企業の枠に縛られずに様々な業種間で交流を図っていくためには、SNSやグループウエアだけでなく、情報を自由に発信できるネット上の自分の家(ホームページ)を持つこと、またはその方法を知ることが必要です。
まとめ
方針で言われている成長分野の多くはWEB・IT関連です。情報発信の手段として、ホームページの仕組みを知っておくこと、あるいは誰かに作ってあげられることは、重要な基礎的能力の一つです。WEBサイト制作は、すでに特別な技術でなく、専門業者だけの強みでもありません。WEB発信の仕組みを知っておくことが、新たなジョブ能力獲得の礎となります。
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イラスト生成:Canva
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