見出し画像

ハイブリッドセミナーが成功するための配慮と付加価値

ハイブリッドセミナーでは、オンラインとリアル会場の参加者の両方に対して、公平に配慮することが重要です。

ただし、どちらの参加者を優先すべきかは、セミナーの目的や内容、参加者のニーズによって異なってきますが、両方の参加者にとって、良い体験を提供するためのアプローチを考えることが大切です。

ハイブリッドセミナーに対する 登壇者が行うべき配慮

登壇者にとっては、講演時には、会場の観客の反応に加えて、オンライン参加者への配慮も必要です。通常は来場者にむけて語りかけることが多いと思いますが、配信画像でも分かりやすいような立ち位置や視線の使い方や、ジェスチャー、資料の切り替え方など、リアルとオンラインでの姿を意識することが重要です。

また、参加者のニーズがリアルとオンラインでどちらが意識が高いのか、オンライン参加者のリストアップや事前アンケートなども把握するために、主催者との打ち合わせが必要です。


ハイブリッドセミナーに対する 主催者が行うべき配慮

主催者にとっては、両方の参加者に公平な体験を提供することはもちろんですが、どちらかといえば、オンライン参加者への配慮を重視し対策を検討することで、公平な配慮となることがあります。

そのためには、全体の進行をはじめ、質問の受け付けやアンケートの実施など、両方の参加者に対応するための適切な時間配分を考慮しておくと良いと思います。

また、ハイブリッドセミナーにおいては、舞台での進行役と司会役、オンラインでの視聴管理役を、会場内の近い位置に配置しておくことで、両方の参加者に柔軟な対応が可能です。

参加者がリアルとオンラインでディスカッションを行う場合には、MCの役割が重要です。司会進行やファシリテーションのスキルに優れた人材を司会に選ぶことで、参加者間のコミュニケーションを促進することができます。

ハイブリッドセミナーによる異なる付加価値の提供


ハイブリッドセミナーでは、それぞれの参加者に対して異なる付加価値を提供することも可能です。

例えば、リアル会場では直接講師との交流やワークショップの機会を提供し、オンラインでは詳細なアンケートフォームや次回のクーポンなどを提供することで、それぞれの参加者の満足度を高めることができます。


まとめ


ハイブリッドセミナーの成功には、登壇者と主催者が協力し、リアルとオンライン両方の参加者に対して公平な配慮と体験を提供することで、セミナーの価値を最大限に引き出すことができます。

ハイブリッドセミナーは、新たな形態のセミナーとしてまだ歴史が浅く、今後情報発信の重要なスキームになっていきます。

参加者のニーズに応えるためにも適切な配慮を行いながら、付加価値が高くより良いセミナー体験を提供していきましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?