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オンラインセミナー配信画面のおすすめ構図5つ

オンラインセミナーで、参加者はPCやスマートフォンの画面をみてセミナーを受けます。

この記事では、参加者が視聴することを考慮した、配信画面のおすすめ構図・構成を挙げます。

1 人物のみ+資料のみ

一般的にzoomで開催されている形です。主催者がまず人物のみで挨拶をして、画面共有で資料にきりかえて話します。一人でもできるので、最も簡単な方法です。参加者にとっては、画面共有中は、講師の表情がわかりにくく資料をみているだけなので、内容の理解がすすまない可能性があります。

2 人物+背景に資料 

人物と、スクリーンやプロジェクタ、あるいはホワイトボードに書かれる内容を一緒に映して配信する形です。教室から配信したり、会場のセミナーをそのまま配信する事例です。リモート授業やYouTubeではこの形が多く、収録も簡単ですが、資料の切替がオンライン参加者に見づらい、今どこを説明しているのかが分からなくなる、といった可能性もあります。会場とオンラインのハイブリッド型でもあるため、双方への配慮が必要です。

3 人物+資料(2画面)

講演する人物を端に固定で映したまま、資料を配信する形です。メイン+サブの二画面ブロックで構成するこの形は、ウエビナーに多く使われています。参加者にもわかりやすいですが、画面が一定のため長時間の視聴が飽きてしまう可能性もあります

4 人物+資料(合成)

背景の資料をクロマキーで人物を抜いて合成する形です。PIP(Picture in Picture,Person in Presentation)と呼ばれます。オンライン参加者にとっては実際の会場で受けているような感覚であり、しかも背景を配信側で切り替える事ができるので、参加者にとっては興味深く視聴を継続できる可能性があります。ニュースや天気予報などはこの形式がよく使われます。

5 人物+資料+講演内容

いわゆるスイッチングで1~4を組みあわせ、さらに現在の講演内容をテロップで掲示しながら配信する形です。専門のスイッチャーや複数の画面を切り替え可能な機材、指示を与えるディレクターが必要です。多数の視聴参加が見込まれ、収録動画として記録映像が必要な場合は、この形式の品質が高くおすすめです。

まとめ

オンライン配信というものが、ネットを通じて人物がしゃべり、画面共有で資料を流すだけ、という時代は、技術の進化とともに、終了しています。zoomを使うのは今普通のこととして、いかに配信にてオンラインセミナーを印象に残るように設計するかが大切です。


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