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羊とBêrîvanとŞivan@Gever-Befircan

今日もセルダルとジヤンが作ってくれた朝ごはんをいただいたあと、セルダルとお母さんと一緒に、家から少し離れたところにある、羊の群れ(Pêz)囲っている場所(Bêrî)へ向かう。

緑をかき分け、かき分け、進んでいく。セルダルとお母さんは、「Şekir Axa」という歴史上の人物のことを描いた古い歌を歌いながら歩く。お母さんんもまた素晴らしい声をしていて、2人のデュエットは本当に最高だ。

セルダルとお母さん

セルダルは、数日後に控えたシンポジウムでこの人物のこと、その人物にまつわるストーリーを話すらしく、ここ数日はこの歌をよく歌っている。

さてBêrîでは女性たち(Bêrîvan)が乳搾りの真っ最中。

昨年は、高原の方へ乳搾りへ向かう彼女たちに同行させてもらったので、皆、私のことを知ってくれている。

「ようこそ」と言って歓迎してくれて、「やってみる?」と、少し乳搾りをやらせてもらった。初体験!きゃー!

羊たちの背中には色とりどりのペンキが塗ってあり、どの羊が誰のものかわかるようにしてある。そのペンキが取れかけているのか、2人は塗り直しにやってきたのだ。

なにせ、ものすごい数の羊だ。この中から自分の羊を探し出すのはなかなか大変。羊飼い(Şivan)に手伝ってもらいながら4頭の羊を探し出していく。さすが、羊のプロ、Şivanは羊を見つけるのがとても上手だ。

背中に茶色いペンキを塗る

Bêrîは当然のことながら羊のフンまみれ。私も、靴の裏をフンまみれにしながら2人の姿を追う。

無事4頭共にペンキを施し終えて、BêrîvanとŞivanたちに挨拶をして帰る。

帰ると、「こうやって落としてご覧」と、お母さんにアドバイスをもらいながら、靴裏のフンを落とす。なかなか綺麗になった!

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