疲れ過ぎて倒れ込んで寝て起きたらSerbest降臨
Ali宅のリビングで朝早く目覚める。朝早くからRonîの元気な声が聞こえる。めちゃくちゃ眠そうなAliとRubarも起きてくる。
「Roj baş. Tu çawanî.」
Rubarは身支度して仕事に出かけていった。Aliが朝食を準備してくれる。その間Ronîの相手をするが、その短時間だけで私はものすごく消耗してしまった。これを一日中、毎日やっているのだから、子育ては本当に大変だなと思う。
Ronîに食べさせようとしても全然食べてくれないし、一回口に入れても出してしまったりする。Aliも「子供は本当に難しい」と思わずため息をもらす。
朝食のあとは、Aliがサズやパーカッションを持ってきて、いろいろ演奏してRonîに聞かせる。Ronîは音楽が始まるとすぐに反応して踊り出したり、パーカッションでペチペチやったりする。Ronî Tekbaş、将来が楽しみだ。
Aliに暇を告げ、1時間半くらいかけてカドキョイへ帰る。イスタンブールは広い。家に着くと、もうヘトヘト中のヘトヘトで、すぐに寝てしまいたかったけど、前々から人と会う約束していたので、重い身体を引きずってまた出ていく。
「Taksimにクルド人がやっているカフェがあるから行こう」と言われ、「また移動か」と内心思ったけど、そのカフェにも興味があったので行くことに。チャイ2杯とクルドコーヒーをほぼ朦朧とした意識でいただいた。さすがにもう耐えられなくなって、帰ることに。
帰る途中で、日本で知り合ったジャーナリストのSerbestから電話があり、「Taksimあたりにいるなら、取材で来てるからおいでよ」と誘われる。遂に、Serbestがイスタンブールにやってきた!この1ヶ月強、すれ違いだらけで一度も会えていなかった。
が、どうせ同じ家に帰ってくるので、「ごめん!まじで疲れ過ぎてるから今は家に帰る!後で会おう!」と告げる。
帰宅するとベッドに直行。5秒で落ちた。そして2〜3時間寝て起きたらSerbest降臨!
彼は著名なジャーナリストで、選挙目前ということもあり多忙を極めている。仕事柄アンカラにいることの方が多いが、選挙当日までの数日間はイスタンブールで仕事をするという。
久しぶりに話すSerbest、意外にゆるキャラなことに気づき、妙に癒された。
明日は「Kurt û Kurmacî」収録のため、早朝便でAmedへ向かう。
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