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イラク・クルディスタン最終日、そして夫は帰国の途へ(2019年9月エルビル)

夫が帰国の途につく日。ドクターサラディンがエルビル空港まで送ってくれた。
エルビルからイスタンブル、ドバイと乗り継いで東京へ帰る。
カーペットやら分厚い本やら、かさばるものを全て持って帰ってくれてほんまに助かる。

夫を見送ったあと、トルコ・ガズィアンテプへ向かうフライトが深夜だったので、先生のまた別の友人のモハメドに会いに行くことにした。モハメドが空港職員の友人を呼び、3人で旧ユダヤ人街やモールを見て歩いた。
そして手配してくれたタクシーでエルビル空港へ向かう。

もうすぐ空港へ到着しようかというタイミングで、謎の位置に停車するドライバー。何事かと思っていると、どこからともなく一人の男性が現れ、
「こちらへどぞ!さぁさぁ」と促す。

え、誰ですか?

聞いてみると、「チャタルの同僚のヘウレです」と言う。
チャタルというのは、モハメドが呼び寄せて一緒に街歩きをした空港職員の彼。
彼らはエルビル空港でセキュリティスタッフとして働く同僚で、私のチェックインがスムーズに進むように動いてくれたというわけだった。
こんな数珠繋ぎがあると誰が想像できますか!
おかげで計4回あるセキュリティチェックのうち2回をスルーすることができた。
クルド人のおもてなしの奥深さにはいつも驚かされる。

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さようなら また会う日まで!

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クルドの調度品だらけの古いカフェ

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オーナーさんと

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シーシャエリア

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