イスタンブールでピアノ弾ける場所に詳しくなっていく@イスタンブール
大変不快な思いをした昨日のスタジオには2度と行くことはないだろう。
と思っていたら、なんとパソコンを忘れてきてしまったことに気づく。最悪や、取りに行かなあかんやん、、、
リビングを覗くとファティが朝食をとってので、「パソコン忘れてきてん、、取りにいかなあかんねん、、」と言うと、
「用事はパソコン取りにいくだけ?そんなん俺が取ってきたるわ」
そう、スタジオはファティの職場から徒歩1分の至近距離にあるのだ。
やったー!!ということで、お願いする。
貴重な練習場所を失ったのは痛手だが仕方ない。
5月にセルダルのワークショップが行われた音楽学校でピアノを借りられないか問い合わせると、
「僕は今Wanにおるねん。誰かおったら使ってもらえるよ」
とフワッと返される。とりあえず行ってみると、案の定というか、誰もいない。
「ここに電話してみて」と言われた番号にかけても誰も出ないしメッセージも返ってこない。
こんなこと、しょっちゅうある、というかこれが通常モードなので慣れているけど、こういう部分で日本とのギャップを一番感じる。
仕方ないので、またゴチョゴチョ調べると、Şişliというエリアで子供に音楽を教えている人の情報が出てきたので問い合わせると、すぐに「どうぞ」と返信。
2時間借りることにした。料金はかなり高かったけど、中途半端な準備のままコンサートを迎えられないので、背に腹はかえられぬ。
集中して詰める。集中してノンストップで詰めたので割と仕上がった感じ。
その足でバスにのって、パソコンを受け取りがてら、ファティの職場に飲みに行く。
飲んでいると、ファティが私のテーブルにきてくれて、「あの子、嫁にどう思う?」と、近くの席にいた女の子を指す。
めちゃくちゃ綺麗な子だった。
「めちゃくちゃ綺麗やん」と言うと、その子も嬉しそうにこっちへやってきた。
ファティが「俺のおかんやで」と私を紹介する。
どうも、おかんです。
このミニコント、毎回やってる。毎回別の女の子に対してやってる。この店のエンタメ?
帰り道、イルファン、ベロ、セルダル、立て続けにいろんな人から電話をもらった。
セルダルの電話ではお母さんとも話せた。もうすぐ手術することが決まっていて、とても心配だったので、元気そうな声が聞けて嬉しくなった。最後に直接会ってお礼が言えなかったので、恋しさが一層増す。
私はお母さんの代わりに洗濯したり掃除したりできないから、手術がうまくいって、体が楽になりますように、と祈ることしかできない。
明日はドイツへ!
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