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【観劇感想】マームとジプシー「equal」|わたしは毎日わたしに出会う。
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余韻に浸りすぎて新作のお知らせきちゃった。
この前人生初のマームとジプシー観てきましてその独特で圧倒的な世界観に溺れてしまいました。
余韻を何度も楽しんでいたらもう桜が咲いている。
朧げな記憶なんですが折角なので綴ってゆきます。
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なんというか言葉をあまり信用していないようで信じているような台詞選びと運び方。身体も言葉の一つとして扱っているような極めてフェアな世界がそこにはあって観劇中も観劇後も確かな感覚はあるけれど表現する言葉が浮かんでこない、初めて知るアトラクションに乗ったみたいな、ヘンテコな体験でした。
でもすごく不思議だったけど案外現実ってこっちかも。
私たちはほとんどの言葉をぶつけずに流して当たらないように気を付けて扱ってるし体の方が得てして雄弁。
何度叫んでも伝わらないこともあれば
言わなくても伝わりすぎることもある。
いま見てるなんてことない景色とか、
たまに会う顔も見飽きた親友とか、
今ここで打っている指とか爪とか部屋とか家とか。
当たり前の奇跡への仕打ちに何度気付かされるんだろう
頭の中がムムムとなったけど彼女も彼もちゃんと自分の朝を迎えていて、朝日の差し込む光が見えた。
おはよう世界、こんにちは私、おやすみ皆。
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