べんとうづくり
4月1日。わたしたち『かぞく』の新生活が始まった。
小1第二子は、放課後児童クラブへ登級。
小4第一子は、クラブへの入会が待機。家事手伝いが役割に加わった。
その一つが弁当の準備だ。
わたしがおかずを作り、子どもへバトンタッチ。
3人分の弁当箱にごはんとおかずをつめて、弁当を冷ます。
予行練習として3月に何度かさせてみた。
ママができることを、なぜしなければならないのか。
料理の経験がないため、うまくいかない。
モチベーションの維持ができず、文句を言う口だけがせわしなく動いていた。
だから、ちょっとでも意識を弁当箱へ向けたときは、見逃さずほめた。
隙間なくつめてくれたから、おかずが寄らずに美しく並んでいるね。
ミニトマトは、つめる前にキッチンペーパーで水気を拭くって覚えていたんだね。
すると、起床して自主的に工夫をするようになった。
母が弁当箱を開けたときに、どうすれば喜んでくれるかを考えているようだ。
子どもたちに家事を任せることは忍耐の連続だとかんがえていた。
しかし、普段の生活の中で心がけている内容とおなじ。
ほめる。ありがとうを伝える。
新年度からは、家事の役割分担を子どもたちに移す機会をふやしてみよう。
かんぺきにできた!
と満足そうにわたしに差し出した、ある日の弁当。
あっ!鶏の照り焼きを入れ忘れている。
かわいい。
頑張って作ってくれて、ありがとう。
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