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台湾滞在日記 8/29 やればできるの日

本日7時に起床、快晴で気温は既に28度。暑いけど日中よりは良い。これは沖縄あたりでも思ったけど日陰は比較的過ごしやすい。クーラーに慣れた状態からだとそれでも暑いけど、外に慣れている状態だと日陰で風が抜けると結構涼しかったりする。
これならいけるかもと本日自転車でのお出かけを決行することにしました。

一応乗る練習はしました

このタイプの自転車、地味に乗るの初めて。切り替え、LとHがあって、1から7まであるけどLでもHでも7が比較的スカスカなんですけど。もっと重いのだと思ってた。大して進まない。1にするとギャグみたいに空回りする。でも坂道もスイスイ漕げてとっても楽です。

台湾はまず車線が日本と違って右車線なんですよね。右折が左折の扱い。
そして非常に二輪社会なので、二輪走行車道がしっかり区分されています。今は時期が暑いからなのか、それともそもそもあんまり居ないのか、バイクが多い。自転車はバイクと同じ扱いなので、基本は車道を走ることになる。車線逆でバイク多いの怖いなと思ってたけど、基本の交通ルールとか標識とかは日本とそこまで変わりないので、譲りながら慌てず進めば結構行ける。

信号にカウントダウンがあって、結構便利。
たまにアニメーションなこともある。
車道側もカウントダウンがある信号があります。

しかしやっぱり暑い。汗が噴き出るし持ってる水がすぐなくなりそう。勇気を出して紅茶を買ってみた。朝ごはんがわりなので豆乳入りのを。
おお、英語が通じた!買えた。

これでレギュラーサイズ。
量が多い、そして確か55NTD=250円くらい。

胃が動き出したのか空腹が満たされなかったので、行けそうなお店はないかと探しながら進む。新し目のとこなら行けそうと思い、勇気を出してふかふかのパンみたいな生地にカリカリの肉などが挟まれているものを買った。買えた!

近くの公園でいただこうとして行ってみたら、おーーーーっと公園がやばい!

これはいけない、大好物な景色

鳥とリスが戯れているのを見ながらまずはごはん。

カリカリの揚げた肉にピーナッツのアクセント。
うまい。これもたしか55NTD

公園を軽く散策、木がすっごい。

マナの樹かな?(一部の人にしか伝わらないネタ)
ジブリかな?

この公園の横に日本スタイルな建築がたくさん並んでて気になったけど、お祭り期間中?らしく、まだスペースに入れませんでした。

そして途中の道がはちゃめちゃに台湾でとってもエモかったんだけど、後日に回す。(帰りに撮れたらいいなとこの時点では思ってました)
結構暑くなってきたので一気に午前中のうちに目的地まで行こうと思って漕ぐ。

人っ子一人おらん

漕ぐ、ひたすら漕いで、本日の目的地に到着。

国立台湾歴史博物館

台湾の成り立ちから原住民・移民の多民族社会として成立する今日までの歴史を体感しながら学べる場所。
日本の案内看板もあるのではと思ったら、ない!
英語表記はあるのでギリギリわかるけど詳細まではわからない。これはまずいと慌てて常設展の日本語音声ガイドを借りる。
しかしこの音声ガイド、全ての展示と説明を訳したものというより、ちょっとずつかいつまんでざっくり説明って感じだったんですよ。私はしっかり勉強したかったので、結局ほぼ全てのキャプションを英語で読む、もしくはGoogleレンズ翻訳で読み込むという事をしていたため、前半だけで1時間以上かかってしまいました。

先住民族の逸話にまつわる現代美術作品もあり。
かっこいい博物館です
このおじさんの顔がいい

海外から見た台湾、様々なバックボーンを持った移民が続々やってきた時代の展示もあり、大変見所十分な前半を終えて後半は日本統治時代の紹介。

派出所、総統相当(ダジャレではない)の権力を有していた
当時のポスターのデザインを立体的に蘇らせたものらしい。色々すごい。

日本が統治した直後、とにかく警官がたくさん居て、「警官」という言葉だけで当時の台湾の人々には大変な恐怖だったとか。
同化政策、当時どのような教育が行われていたか。
当時は国内でも富国強兵の流れでしたから、台湾ではそれはなおのことだろうと思っていましたが、さらには少数民族に対する事件、様々な民族との対立などもしっかり紹介されていて良かったです。

様々な移民による信仰が交通網の発達とともに広く様々な地域に根付くことになったとのこと。丸ごと寺院が入っててすごい
どの時代かによって変わる町家の様子をまるごと再現

町家の建築スタイルが時期によって様々な形式が取られている、だからこれだけ多様で面白い街並みなんですね。日本よりも古い建築もとても大事にしている印象があります。街の魅力は様々だけど、スクラップ・アンド・ビルドばかりでは、やがてテセウスの船状態になるのではと言う気持ちもあり。

そして戦争へ

台湾も否が応でも巻き込まれた戦争。徴兵後に原爆で亡くなった台湾人の遺品を寄付した人の逸話、実際の遺品の展示もありました。

戦後、中国になり戒厳令が敷かれ、翻弄される台湾の人々。当時の暮らしがどうだったのか。様々な事件。そして現在へと続く、大変盛り沢山な展示でした。

少数民族の人々の土地をめぐる思いが様々な石に描かれる
そして現在へ

気がつけば閉館時間ギリギリ!3時間以上見てました。途中体力の限界が来たりしたけど自転車じゃなければずっと面白く見れたと思います。駆け足になっちゃったけど企画展も面白く見ました。

帰りは薄暮から夜まで撮りながら帰ろうと思っていたら、自転車のライトが付いてない!これは危ないと急いでホームセンターを探す。
無事にライトをゲット。危ない、危ない。

夜の街を撮りながら帰るのも魅力的だけど、あんまり遅くなると体力が底をつきそうということで、1箇所夜市に絞って寄り道することにしました。ホームセンターの近く、花園夜市へ。

お待たせしました、みんな大好きネオンです
ひらがながオシャレなんだろうか
挽き肉がけごはん、味玉つき。味玉は毎日食べてもいい
カレー粉となにかのスパイスっぽい味つけのカリカリした衣のついた揚げた鶏肉
袋のデザインが大変良い
ピンボールゲームの屋台がたくさん。やる勇気は出ず。
なにかボードゲームのようなものがあったりする。
景品はクレヨンしんちゃんデザインが人気

食べ物じゃない側の屋台、服とか靴下とか奇抜デザインな何かを期待していったんですが、ちゃんと普通に使えそうなものばかりで、ちょっと私が求めていた感じとは違いました。まあそりゃそうだという感じですよね。
でもなぜか「赤ちゃん用品(つなぎみたいな服)」男女ともに「下着」「タオル(寝具?)」が結構多くて、カオスで面白かったです。撮る勇気は出ず。

帰り急な雨に降られたので宿に帰ってから一部を撮影。
緑豆は気になってた飲み物。これはあれですね、飲む「ずんだ」だ。ずんだよりもう少しもやしの下側に付いてる豆っぽい味。

量がやはり多いので途中で豆乳を足してみる。美味い。
隣のお菓子は滞在場所の方にいただいた台湾の中秋節に食べる伝統的なお菓子とのこと

あとフルーツをかけたグァバという謎のフルーツ×フルーツフードを売っていたので明日の朝用に。写真はまだない。つまみ食いしたけど美味しかった。

今日は勉強になったし勇気を振り絞れたし、自転車大移動もできたし、色々やればできるぞっていう自信を自分に持たせたかった日。大成功〜✌️


しっかし、すごい長くなってしまったぞ。
今後が辛いぞこれ…

今後はここまで丁寧に書かないかもしれないですが、生あたたかな気持ちで宜しければお付き合いください!

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