柳田えりか

ウェディングプランナー。 レストランやコテージでのオリジナル結婚式、フォトウェディング…

柳田えりか

ウェディングプランナー。 レストランやコテージでのオリジナル結婚式、フォトウェディングのフルプロデュース、式場での結婚式のセカンドプランナーとしてコンセプトメイクや演出、コーティネートのアドバイスでお手伝いしています。 結婚式以外のお祝いごとやサプライズのお手伝いも。

最近の記事

たかが と されど

「たかが○○」と何かをおざなりにする言葉を思い浮かべてしまったら、そくざに「いやいや、されど○○」と思いたい。 たかが一、されど一。 生きていく中ですべてのことに丁寧に関わっていくのは難しいとわかっている。例えばわたし、洗濯物はドラム式洗濯乾燥機を手に入れてからまるっきり任せきり。子どもが水たまりに突っ込んだ靴下も、ざっと流してそのままポイ。アパレル界隈、洗濯機メーカーの方からは悲鳴に近いお叱りを受けるのではないかと思っている。 いや、わたしがどれだけズボラかを披露したいわ

    • 結婚式の海にまつわる話

      結婚式は海のようだと思う。 世界中どこに行っても「結婚式」(という名前ではなくても)がないところはほとんどなくて。でも見え方も楽しみ方も深さも違って。 △今年新社会人としてウェディング業界/ブライダル業界へ一歩を踏み出してくれたひとたちに宛てた企画でわたしが書いたメッセージ。 こう感じたのはわたしが以前勤めていた、砂浜まで徒歩20秒の式場で、チャペルの清掃をしながら、夕立の雨音が飲み込まれていく水平線を眺めていた時でした。もともと海が特別好きなわけではなくて、泳ぐのは苦手で

      • ドキュメンタリー

        ドキュメンタリー 「密着24時間」「真の姿にせまる」「舞台裏の素顔」…わたしがドキュメンタリーときいて思い浮かべるのはそんな言葉たち。なんだかどきどきしてしまう。 辞書には「実際にあった事の記録を中心として、虚構を加えずに構成された映画・放送番組や文学作品など」と書かれている。 つまり客観的な事実をそのまま記録したものではなく、制作者の「意図や主観に基づいて」構築される『作品』である。 話は変わってここ1年でわたしは、わたしたちは日常があたりまえではないことを感じている。

      たかが と されど