男を沼らせる方法②
こんにちは!42歳、独身、エリカです。
前回、男を沼らせるには「自分よりアウトサイドオプションの少ない相手を選ぶ」ことが重要だと書きました。
そんでもって「アウトサイドオプション」とはミクロ経済学の交渉理論で使われる言葉で、「現在の交渉以外の機会」のことです。
今、ここに花子と太郎のカップルがいるとして、どちらの交渉力が強いか弱いか(アウトサイドオプションが多いか少ないか)考えていきましょう。
花子は悪い女なので、自分の欲しいバッグを太郎に買わせようとしています。ここで太郎が花子に沼っていればバッグを買いますが、そうでなければ二人は別れます。
さて、太郎はバッグを買ってくれる(=沼ってる)でしょうか?
結果を考えるにあたって、それぞれのアウトサイドオプションについて考える必要があります。
この状況では、花子と太郎が別れた場合のそれぞれの選択肢を考えてみるとわかりやすいです。
花子はもし太郎と別れた場合でもふつうにモテるのでほかに3人と付き合える選択肢があるとします。つまり、花子のアウトサイドオプションは3です。
次に太郎のアウトサイドオプションを考えてみましょう。太郎はハイスペなので、花子と別れたとしてもすごいモテるので、ほかに7人と付き合える選択肢があるとします。つまり太郎のアウトサイドオプションは7です。
花子のアウトサイドオプションが3に対して、太郎のアウトサイドオプションは7なので、太郎が沼っていて花子にバッグを買ってくれる確率は低いです。
花子が「バッグを買ってくれなかったら別れる!!」と言ったとしても、太郎は7人も他の選択肢があるので、「じゃあ、別れるよ」と言って終りです。
つまり、交渉ゲームでは、交渉決裂した時にアウトサイドオプションが多い人の方が勝ちます。
これって、会社の賃上げ交渉でも一緒じゃないですか。もし賃上げ交渉で雇用主と従業員が交渉する場合、他の企業からも引く手あまたな従業員の方が要求を通すことができます。
反対に、スキルが無くて、雇ってくれる企業が少ない労働者は低賃金に甘んじるしかない。「うちの給料で不満なら辞めて他に行けば」って雇用主に言われても行くとこがないので。
話しはそれましたが、花子は男を沼らせて自分の要求を通したいなら、自分よりアウトサイドオプションが少ない男を選ぶ必要があります。
例えば、自分よりはるかにモテなさそうな男だとか、すごい年上だとかね。そういう美女と野獣カップルや年の差カップルって、パレスとかリッツのレストランとかブルガリレストランにもよくいますよね笑
だから、「好きな相手を沼らせる方法」ってよくネットにあるけど、自分の方が「好き好き」なのに、相手を沼らせるって矛盾してるし、不可能に近いと思うんですよ。
それならば、自分よりはるかにアウトサイドオプションが少ない相手とつき合って、尽くされるほうが簡単だとおばちゃんは思います。
ただ、これやると男がストーカー化しやすいという難点もありますが…私が遭ったストーカーたちについてもそのうち書こうと思います!
それでは!
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