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教員研修の中で生成AIにも触れてみました

「適切で責任ある行動力の育成を目指す情報モラル教育講座」という長いタイトルの教員研修。

ちょうど生成AIガイドラインも出たところだし、触れておかないと!と提案し、1日講座の中のたった20分程度でしたが時間を貰えたので、その部分を担当することになりました。
だってまさに講座のタイトルにぴったりのネタですし。

話題の生成AI、Chat GPTをまずは知る!

知ってるけどまだ使ってない先生がほとんど。
一度は使ったことのある先生が数名。
業務に活用してる先生がお一人。
という感じでしたので、ほんじゃ、どんなものなのかまずは見てみましょうー!と始まりました。

まずは私がプロンプト入れてそれにChat GPTが答えてくる様子を見てもらいました。
プロンプトは「小学校一年生の教科書に出てくるスイミーという物語の感想文を400字で書いて」
10秒ぐらいで出てくる答えを見て、
「ええ〜〜!すごー!」という驚きの声。その後に、
「でもこの文章小学生の書く文じゃないよね」の声。

(きた!)ですよね〜。

で、次のプロンプトは「あなたは小学一年生です。小学一年生でもわかる文章に200字で書き直して」
これにも「おぉ〜!」
(ここまでのやり取りは以下のリンクの通りです)

それから、参加者の先生にもnew chatでプロンプトしてもらい、またみんなでAIがどんな答えを出してくるか見ました。
プロンプトは「校長先生に怒られた時の対処法を教えて」😆笑笑
ナイスですよね笑。
回答を見た先生方からは「なかなか的を得た回答だね〜」という声。

AIやるやん!という雰囲気のところに
こんな新聞記事を。

適切で責任あるAIの活用(行動選択)、考えさせられます。

ここらからは授業実践事例を見て考える

私達の目の前の子供達がこれから生きて行く社会、
AIを活用していく社会になるのはほぼ間違いないですね、
でもAIってまるっと信用はできないですよね、
ほんなら子供達に必要な力ってどんな力なんでしょうね。
的な話をしてから、
東京学芸大附属小金井小の鈴木秀樹先生の実践を紹介しました。
(鈴木先生には事前に承諾を得ました)
まずはこの動画を見ました。

4分半ぐらいのところで止めましたが、
研修者の先生方は価値観が揺さぶられたり、心打たれたりしていました。

授業の終末部分は鈴木先生のnoteを紹介しました。
この動画では授業で最も肝となった部分が放映されていないのでnoteを直接映して紹介しました。

鈴木先生のnoteより①
鈴木先生のnoteより②

それぞれの先生方が、これからの教員は教育はどうあるべきなのか、頭の中フル回転している感じでした。

最後に

生成AIの成り立ちを基に、AIが得意なことAIにはできないこと、利用上の注意点、適切・不適切な活用など、ガイドラインの要点を伝えるという全20分でした。
(ガイドラインはこちら↓)
https://www.mext.go.jp/content/20230704-mxt_shuukyo02-000003278_003.pdf

短い時間でしたが、鈴木先生の実践事例が素敵すぎるだけに、深い学びを共有することができました。
私の研修素材選びも、いい感じってことですよね😊
(自分をどんどん褒めよう笑)

今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊

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