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尊敬する人

今回は私の尊敬する人について、お話ししたいなと思います😌✨

皆さんの尊敬できる人は誰ですか??
親、上司、有名人、スポーツ選手、歴史上の偉人…
思いつく人は色々いますが、私の1番は小林一三さんです。誰?って思う方が大半な気がしますが笑

小林一三さんは阪急電鉄(関西の私鉄)を立ち上げた方です!大学生の時阪急電鉄のインターンに参加して初めて知って感銘を受けた方。


当時、東急電鉄などどんどん新たな私鉄がひかれた時代。他社の電鉄は運賃収入のため人が多く住む•集まるところに鉄道をひきました。
でも、阪急の小林一三さんは宝塚線(当時は人が少なく郊外だった)をひいて周りの人にばかにされていたらしいです。

でも、「ならば沿線に人が住むようにして、電車の顧客を創ればいい」と逆転の発想で、いくつもの鉄道の事業に捉われない、日本初•世界初の取り組みを行いました。

例えば、日本初の鉄道会社による住宅開発(今は当たり前になりましたよね)、日本初の女性のみの劇場宝塚、世界初の駅直結百貨店(以前は梅田からタクシーに乗って百貨店に行くっていうのが当たり前だったそう)。
鉄道以外の事業を、こんなにたくさん、しかも日本初世界初と前例のないことをどんどん推進したっていうのだけでも本当にすごい。
こうやって沿線地域を発展させていくことで、観劇やお買い物に行くのに電車を利用する人、そこで働く人、沿線に住む人がどんどん増えていって、鉄道事業との相乗効果が生まれ、発展していったようです。
今では阪急沿線って関西ではイメージがよくて、住みたい街ランキングにも沿線の街がたくさんランクインしてます✨(私も阪急沿線に住みたい!笑)


こんな風に、鉄道という本業のみに捉われず、お客様のニーズをしっかり汲み取り、「文化」をつくっていきました。ここでいう文化というのは、一時的な流行りのものではなく、時間をかけて浸透し、根付くもの。一時的なトレンドではなく、ずっと受け継がれていくものを何個も作り上げていき、街が活性化していった。こういうお話しにとっても感銘を受けました。


私が1番感銘をうけたポイントは、本質がハードではなくソフト面を重視しているということ。まちづくりというとどうしても、インフラ整えて、都市開発、オフィスをたくさん作って….というハード面が重視されがちですが、小林一三さんが違うポイントは、鉄道を引くだけでなく、どう人が住みたくなるかまで考えた街づくりをしていて、顧客目線というか、ソフト面を大事にされた透明性が素敵だなと感じました。

それは今も企業理念として根付いているようで、沿線価値を高めるために、住む人•訪れる人が楽しめるわくわくするイベントを考えたり、それをするには社員の遊び心を大切にしていたり…インターンに参加してファンになるくらい、とても魅力的な企業さんでした😌✨


この話を受けてなのか、もともと自分の考えともあっていたのかもしれませんが、私のブランド運営も小林一三さんのようにハードだけでなくソフト面も大事にしたいと思っています。
単にお洋服を提供するだけでなく、お洋服が届いた時に喜んでもらえるようなラッピング、ストーリー性のある商品企画、購入に至るまでや購入後のアフターフォロー、お客様にわくわくを届けられるようなイベント、ブランドを通じて新たな出会いや発見があったり…
そういうことを通じて人が集まる場をつくり、文化をつくっていけたらな、と思っています🥰💕

今回はちょっと固めの内容でしたが、立ち上げ前に伝えたかったことは全部伝えられたかなと思います🙌
次回はついに!少しずつブランドのことをお話ししていこうと思います♡♡



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