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貧困層への関心

過去にアジアやキューバやメキシコに行ったことがある。
実はわたしは貧困の国が苦手。
日本語で『これ安いよ』なとど話しかけ売ろうとしたり、『タクシー?』って乗せようとしてくるし、『お金ちょうだい』と言い寄られることもあるし、ぼったくられることもあるし、日本人=お金あるという好奇な目で見られることもあるから、正直とても疲れる。気持ちが全く休まらない。

わたしは日本に産まれて、日本人として両親に育てられ、お金に困ったことも食事に困ったこともない。海外に行けて、学校に行けて、やりたい習い事もできる。
わたしは貧困の国の人々のことを見下げていたのもある。『お金ないんだ、かわいそう』って客観的に見てた。
わたしの友達は優しくて、お金言い寄られたら食べかけのアイスをあげたり、ぼったくられたら、これが相手の幸せになるならいいか!このお金で生きてるんだもんな!って考える人間。

でも最近考え方が変わってきて、わたしは日本に産まれたことに感謝して、この権利を使って、貧困の人たちのために動こう。これほど物に溢れている環境にいる私だからこそ出来ることをしよう。海外好きなわたしはたくさんの子どもたちを見てきて、今思うことは、かわいい子どもたちが、人生を楽しく過ごせるように、生き続けられるように出来ることから始めてみよう。
貧困の人たちに直接会うのが苦手だから、まずは寄付から始めました。距離の遠いところから、始めます。笑

医者夫婦が小さな家に家庭菜園しながら住んでて、長年、インドの女性たちが教育を受けれるように寄付したり、現地に足を運んでいると聞いたのもわたしのきっかけとなった。

藤原ひろのぶさんの本もきっかけ。自分が日本に産まれたということがどれほど恵まれていて、貧困な国に産まれた子供たちは自分には無関係だと思っていたこと、関心を持つことの大事さを教えてもらった。

NZのおじいがNZの貧困の人(4人の子持ちのシングルマザー)のテレビを見て言ってた。『お金がないって言うけど、政府から家も食べ物も与えられて何が不満や。貧困って嘘、だってこの女性太ってるもん。タイやフィリピンの貧困は家も食べ物もなく、痩せている。
貧困だと言うなら子供を4人も産むべきじゃない。1人で良かったんちゃうか。中国みたいなひとりっ子政策するべきや。』
なんだかしっくりきた。ニュージーランドの自殺者は貧困層で兄弟の多い人が多いらしい。
自分で現状を知って、どの『貧困』の人たちに援助していくのか自分なりに見極めることって大事。

貧困は他人事じょない。わたしの選択するものが、貧困の人たちの生活をさらに貧困にすることもある。まずは、関心を持とう。

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