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2023年振り返り

ずいぶんご無沙汰しております、杉浦絵里衣です。
ちょっと早いですが、今年の振り返りをしたいと思います。


コミカライズ版『十六夜綺譚』完結&コミックス発売

今年の重大ポイントは、なんといってもコミカライズ版『十六夜綺譚』が無事完結を迎えたことでしょうか。
2022年夏から連載が始まり、ちょうど一年で完結しました。
毎月、一読者として連載を追いかけるのがとても楽しみで、無事完結を迎えたときは本当に感無量でした。

くわえて、紙の単行本も発売されました。
発売当日はうれしすぎて、書店のハシゴをしてしまいました笑。
昨今、出版業界を取り巻く状況はかなり厳しいとのことなのに、こうして印刷していただけて本当にありがたいことです。

あらためまして、作画担当の逢坂八代先生、双葉社の担当者様、電子書籍化や単行本化に関わってくださったすべての方に、お礼申し上げます。
ありがとうございました!

実父が亡くなりました

いきなり180度転換した内容ですみません……。

8月初旬、父が亡くなりました。
原因は前立腺がんです。
この前立腺がん、本人も周囲も誰も気づかず、見つかった段階(=今年7月)では背骨などあちこちに転移し、すでに手遅れという。

もともと父は数年前に別のがんが見つかり、手術で切除→ずっと経過観察という状態でした。
そちらはとくに異常が見られなかったため、安心していたんですけどね……。
告知を受けた当初は「大きな病院でずっと経過観察してたのに、どうして見落としたんだ。医療過誤じゃないのか」と憤ったものですが、どうやら前立腺がんは専用(?)の腫瘍マーカー検査じゃないと見つからないっぽい=他の検査のついででは見つからないらしいので、仕方ないっちゃ仕方ないですが……。
(でもがん患者が腰痛を訴えたときは、骨転移を疑うのが常識らしいが?? 担当医も紹介された整形外科医もどこに目を付けてるんだ??←まだ怒ってる)

また間の悪いことに、私はコロナ禍で数年帰省できてなかったんですよね。
久々に会った今年5月の段階で「えらく痩せて歩きにくそうだな。医者に行ったほうがいいのでは?」と思ってるうちにこんなことに……。

入院した時点で相当予後が悪く、長くはないだろうと言われていたのですが、まさか一ヶ月で亡くなるとはね。
まさに「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!」の世界です。

7月以降、「入院→毎日病院へ通いつつ緩和ケア病棟探し→死亡→諸手続き&合間に仕事」という怒涛のラッシュで、こちらが死ぬかと思うほど忙しかったです。
ぶっ倒れなかったのが奇跡というくらい。
主人や娘が全力でサポートしてくれたので、なんとかなりました。
ありがとう。家族っていいな。
(父と同居してた弟はまじでなんもしてないので除外)

実際はまだ相続手続きの最中で、お墓など諸々が完全に終わるのは数年後になりそうなのですが、峠は越したので良しとします。

まとめ

振り返りといっても大きな出来事はふたつだけですが、どちらも人生がひっくり返るような大事でした。
とりあえず皆さんにお伝えしたいのは、

  • 健康診断は定期的に受けろ。特に男性はPSA検査(前立腺がんマーカー)も受けろ。自費だけど絶対受けろ頼みます。

  • なんの準備もなく親が死ぬと、残された子どもはめちゃ大変なので、終活してもらうようそれとなく伝える。エンディングノートがあると助かる。

  • たとえ若くても親がいつ死ぬかは誰にもわからないので、知識だけでも入れておく。このサイトが分かりやすかったです。

このあたりでしょうか。
まるっきりコミカライズ関係なくてすみません。
特に7月以降、告知も宣伝もほとんでできなくてほんと申し訳ないです……。

みなさま、2023年もたいへんお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。
それでは!

おまけの宣伝

年越しのおともに、コミックス版『十六夜綺譚』はいかがでしょう?
電子書籍はお家にいながらすぐ読めますし、紙版は和の美しさが感じられる装丁で新年にもぴったりです。
よろしければぜひ!

電書版の2巻・3巻は描き下ろしカラーですよ! 最高!
大画面でぜひ御覧ください!

紙版へのリンクは前回記事から飛べます↓
(電書と一緒にリンク貼るとややこしいので……)

ストーリーはまあこんな感じ(適当
【小説家になろう】のページへ飛びます。
十六夜綺譚』
買う前に中身確かめとこうかなって方はぜひ。


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