『傲慢と善良』が早くも映画に☆この小説すごく痛い。
2023年最も売れた小説『傲慢と善良』が、
この秋映画化決定!!
公開は、9/27土曜日。
もうね!すっごく待ち遠しい!
・キニナルけど面白いのかなぁ..
・若者の恋愛ものはチョット..
・原作好きだけど実写化はムリでしょ..
そんな人もきっと満足いただける!
自信を持って言える理由をお話します。
キャストについて
まずキャストについて。
W主演は
藤ヶ谷太輔さん、奈緒さん
これが発表された時はびっくりしました。
奈緒ちゃんは私の中でもっと
朗らかで笑顔であっけらかんとした印象で、
ミステリアスな真実ではなかったし、
藤ヶ谷くんは
昔好きだった時期があったので、想像もしていなかった💭🐥まさか、この思い入れのある作品に出るとは!それも自らオファーしただなんて?!
(藤ヶ谷くんと傲慢と善良の話は長いので
また次の投稿へ💌)
なんせ小説を読んだ当初、私は
別のキャスティング
を想像していました。
でもねなんだかんだで、今回のキャスティングがぴったりなのよ。
当初のキャスティング予想とは誰1人かぶってないのですが、今回のキャスティングも妥当だと腑に落ちてます。
なぜなら、
彼ら俳優さんたちに当てはめて再読してみると、もうそこにちゃんと架や真実が生きていました。きっと彼らなら演じ切れるはず。
(金居さん役誰か気になってます・・!✨)
ストーリーについて
で、で、結局どんな話なの?
これは公式見ていただいたら分かるのですが、手短に。
こう聞くと、
「まさか身近な人がストーカー?!犯人探ししてやるぜぇ!」などと肩をぶん回す方もいるかもしれません。(笑)
でも、
誤解を恐れずに言うと、この小説で大事なのはストーリーの展開がいかに面白いかではないです。
全然ハッキリとした真相に辿り着けないまま、何ページも過ぎるパートもあります。
じゃあ何が面白いの?ってなりますよね。
このお話は、論文的ストーリーなんです。
"人は傲慢と善良である"という結論をテーマにし、それを巡って物語が紡がれる。(恋愛)心理学的な考察を、物語に落とし込んでいる。
この自然さが非常に巧みなのです。
そして人が恋愛ひいては婚活をする中での心理が、実にズバズバと言い当てられている。(マッチングアプリしたことある人は共感できるはず)
本当に怖いです。
例えるなら、私の過去の体験を占い師に言い当てられているような感覚。
ウソでしょ、?なんで知ってるの?って
だから読者は、皆自分の物語のように感じるのですね。え、、?辻村深月先生は、私の心を見透かしているの?(お会いしたこともないのよ🦉)
よって、作中でも架や真実の心の声が多くとても重要となります。
ここがまさに映画化に心配なポイントなんですよね。
でも安心してほしいのが、
試写で辻村さんが、大絶賛さらには泣かれていた
ということ。
著者が泣くなんて、
"私の伝えたかったものを
形にしてくれてありがとう"しかないんですよ。
つまりちゃんと辻村さんの想いがスクリーンに落とされているということ。
実写化不安だった皆さんも、これは安心ですね。
--つづく--
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