心配性ライターの細かすぎるロンドン生活③~ロンドンでの生活立ち上げ必需品
やっと細かい生活必需品が揃い始めて、生活が立ち上がってきた感があります。
ガムテープ、麻紐、メジャー、ごみ袋やごみ箱、保存容器、掃除道具といった日用品から、調味料やソース、ストックの乾麺(次男、毎日がお弁当なので)などの食品まわりをちょこちょこ買い足していると、まあお高い。
ガムテープなんて、1個約1000円ですよ。手で切れないのに。
無印良品(MUJI)も、都会の方にはあるので買いに行ってみれば、日本の約3~4倍の価格がついている感じ。
例えばフロアモップの先につけるドライシートが1.95ポンド(約400円)だけど、パッケージには「99円」って書いてある(涙)
とはいえ、航空便の受け取りにこれだけ苦労させられたから、ある程度は仕方がないと思おう(VATの返金はまだ未達)。
ここまで生活してみての実感として、赴任や留学でロンドンに住むなら持ってきた方がいい、持ってきてよかったと感じているのが、
●当面の非常食と好きな飲み物(=カップラーメンやインスタントスープなどお湯を注ぐだけなもの)※私は乾麺のそばやうどんと「サッポロ一番塩ラーメン(5個入り)」を持参。もっと持ってくればよかった!
●すぐに自炊するために必要なアイテム(調理器具、調味料、割れないお皿とコップなど)※茅乃舎、ありがたいですね・・・。
●引っ越し直後に使う道具(カッター、ドライバーなどの工具、木工用ボンド、メジャー、キッチンばさみなどの大きなはさみ、軍手など)
●温度調整できる着脱可能な防寒具(あらゆる厚さの防寒着、ショール、マフラー、ひざかけなど)と毛布
●折り畳み傘のストック
●デバイスは複数(画面の大きなものも)
このあたりは必須です。スーツケースに入れて持参した方がいい。
まずロンドンは外食費がバカ高い。
何度もいいますが、ハンバーガーショップでセットを3つ頼んで約8000円でしたから!
イタリアンレストランでパスタ3つと前菜の野菜料理を1品、ソフトドリンクを3つで1万2000円くらい。こんなことを毎日やっているとあっという間に貯金が底をつきます。
それでなくても日用品やら家賃やら交通費やら電気・ガス代やら、だいたいのものがロンドンの方が破壊的に高いんだから(日本が安すぎるだけなのだろうけれど)。
なのに初動で貯えがどんどんなくなっていくと、不安で軽く病みます。
だから立ち上がりでまず節約すべきは食費。
ミネラルウォーターは1.5L入り6本セットで安いのだと1000円くらいなので、現地ですぐにケトルを買いましょう(家電は電圧やプラグが現地対応しているものを買った方が安心です)。
浄水ポット(ブリタ)を持ってくるとさらに安心です。水を何本も買って帰るの、重いから。。
カップラーメンやスープ春雨などがあれば、ランチ代が浮く。
コーヒーや紅茶を入れてマグカップで飲めば、カフェ代が浮く(こちらでコーヒーを飲むと、コスタやスタバのアメリカ―ノでだいたい1杯700円くらい)。イングリッシュブレックファーストは2000円以上はします。
ドトールコーヒーのドリップを30杯分持ってきた私、まじでグッジョブ!
寒いとついあたたかいものを飲みたくなりますしね。
スーパーで冷凍ピザや調理済みのレンチンパスタなどを買ってくれば、1食600円~800円くらいに抑えられる(電子レンジやオーブンは部屋についてある場合がほとんどです。仮住まい期間に滞在した宿泊施設にもついていました)。
3食全部これだとつらいけれど、外食は1日1回程度にして生活の立ち上げを優先した方が精神衛生上良いな、と感じました。
ちなみに鍋やフライパン、フライ返しなどの調理器具やカトラリーはそれほど高くない(例えばM&Sでスプーン大小・ナイフ・フォークの組み合わせが4セットで8ポンドでした。フライパンは15~20ポンドくらいで買えます)のでこっちで買ってもいいと思いますが、
なにせ最初はどこで売っているのかわからないので、ミニマムのものは持っていくといいかなと思います。
鍋は航空便で送ったからと、2週間フライパンだけで料理をつくってお弁当もつくっていたの、つらかった(涙)
細かいことですが、ふきんを戸棚に取り付けるハンガーとか、袋を止めるクリップとか、配線をまとめるアイテムとか、タオルを洗面所の壁からぶらさげるアイテムとか、「気の利いたアイテム」がなかなか見つからなくてダイソーが恋しいです。日本の100均は世界一だと思います。だからインバウンドな皆さんが詰めかけるのね。納得。
また、こちらはめちゃくちゃ天気が変わりやすく、結果、気温の変動が激しい。
土砂降りの雨が降ってきたかと思うと、15分後には止んでいたり。
朝15度を下回って寒くて暖房をつけたかと思うと日中20度を超えたり。
そんなわけで、長い傘を持っている人はほとんどいません(少々の雨なら傘もささない)。
なので、折り畳み傘は必須。壊れた時用にストックを持ってくればよかった。
こっちにももちろん売っていますが、日本の傘の方が頑丈でしっかりしている印象。朝晴れていても常にバッグに入れています。
防寒具も、夏でもあらゆる種類を取りそろえた方がいい。
私は念のためとユニクロの薄いキルティングダウンとベストを持ってきたけれど、絶対そんなんじゃ足りない。
パーカー(裏起毛有り・無し)、カーディガン、ショール、トレンチコート、ダウン、フリース、タイツ、トレンカ。
こういった着脱しやすいものは仮に6月、7月から渡英でも持ってきた方がいいです。寒い日あるから。我々も渡英早々、薄手の毛布を買いました。
冬物を乗せた船便が届くのが10月ごろになりそうで、ぜったいそこまでこの装備では持ちこたえられない。我慢比べ、あっという間に負けそう・・・。
こちらでは医療機関にかかるのも一苦労だと聞くので、病気にはなりたくないし。
最後の「デバイス」ですが、英語力に自信のある方は無視していいのですが、渡英早々いろいろな契約やら手続きやら申請やらマニュアルやらで、大量の英文を読む機会が多いです。
そんな時はありがたいことに今の時代、グーグルレンズ様が大活躍!
メールで送られてきたドキュメントを別のデバイスで写して翻訳したり、どうしても電話で問い合わせしなきゃいけない時に受話器の近くにデバイスを近づけてGoogle翻訳を試みたりと、二台必要なシーンが結構あります。
そして慣れない英語を大量に読もうとすると(読めないけど)、とにかく目が疲れます。一日何か手続きに追われていると、もう目がヘトヘト。
だから10インチ以上の大きめなデバイスの方がいいです。スマホだけだと眼精疲労でやられます。
私はスマホ+パソコン+KindleHDを持ってきたんですが、Kindleはずっと日本のVPNにつないでいないとまったく使えない板になってしまうので(海外では検索が使えない仕様だから)、iPadを持ってくればよかった・・・・!!!!と後悔しています。
さらにWi-Fiをつなげてもらうための工事が申し込んでもすぐには来てもらえないこともあるので(我が家は12日ほどかかりました)、30日間限定simをいくつか用意して複数のデバイスに入れて、テザリングを切り替えながら耐え忍ぶといいかと思います。
私はだんだんギガが減っていくのをじりじりと見つめながら、酸素ボンベの残りを心配する心持ちで過ごしていました。無事開通してよかった・・・!
ちなみにロンドンは20GBで10ポンド(2000円)と、携帯電話使用料は安め(ただし弱い)。格安simもあちこちに売っていて、手続きもかなり簡素。オンラインで完結できます。
私は格安simのThreeを日本で購入していって、こちらでgiffgaffに切り替えましたが、電話番号をそのまま移行できましたー。
実感があるうちに「ロンドンでの生活立ち上げ必需品」をまとめてみましたが、少しはギリギリ感をお伝えできましたでしょうか。
本当に、すごい勢いで銀行の残高が減っていく毎日。仕事、仕事をください・・・・!!!
ロンドンでの一番の生活必需品は何と言ってもお金なのかも。立ち上げ期はけた違いに出費も多く、会社からの立替清算が支払われるまでに期間もあるのでそこを持ちこたえられるだけのストックが必須です。まじで。
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