夢中になれない、わたしたちへ
夢中になること、好きなこと、譲れないこと……
そんな我を忘れるような経験がない。
かつて読んでいたブログの名前で知った「君に夢中で泣きたい」というスピッツの歌詞にあこがれるくらいには、夢中と無縁だ。
そんなこんなで、夢中はきっと「自分の中から湧き上がるもの」という固定観念が、架空のモンスターのように作り上げられていた。
純粋意欲とか、とんでもなく膨らんだ想いとか、あるいは過去からどすんどすんと堆積された想いとか。だけど、今日それが覆された。
LIFESHIFT JOURNEY@オンライン~あなたの「変身資産」を知って、100年ライフをデザインする3日間のワークショップ に参加して、同じチームになったおふたりのお話を聴いて、覆された。
夢中は「創れる」。
おひとりは、「信頼できる上司との出会い」によって夢中になれるものと出会えたそう。もうおひとりは、「ご自身で追い込んで」夢中にしていくのだそう。
おふたりのお話を聴いて、夢中は「自分の中から湧き上がるもの」かもしれないけれど、何かの影響をかならず受けているのかもしれないなーと思った。
そして、夢中になれないコンプレックスから解放された気がした。
突然、偶然、夢中になれる何かに出会えるかもしれないし、あるいは恣意的に夢中になってもいいかもしれない。
今、この時は夢中がなくったっていい。そう思えたのが、とってもよかった。ありがとうございます。
いまのところ、夢中なものはないけれど、これから先はわからない。
そんな可能性を喜んで、かみしめて。期待して。
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