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エリックゼミが武蔵野大学アントレプレナーシップのEMCカンファレンスに参加。“「世界の幸せをカタチにする」ために、私たちはどうすればいいか”を徹底議論

Yahoo!アカデミア学長時代からの知り合いである伊藤羊一さんが学部長を務める武蔵野大アントレプレナーシップ学部学の異業種、いや異人種バトルであるEMC Conferenceにエリックゼミ生と参加してきました。様々な課題について徹底的に議論し結論を提示していくダイナミックなイベントは終始熱気で溢れていました。

伊藤羊一武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長

このワークショップの目玉は、何と言っても豪華な参加者が主体的にワークショップに参加し学生(今回は小学生も参加)も巻き込んで一つの結論を導き出すOSTというメソッドを活用しています。OSTはOpen Space Technologyの略で、参加者の情熱を活かすように参加者が各々話し合いたいテーマがすべて取りあげられ、オープンに話し合う技法で、1985年ハリソン・オーウェン(Harrison Owen)氏によって提唱されました。組織、年齢、ジェンダーの上下や横の垣根を全て取り払うダイナミックなダイバーシティー的な取り組みともいえるでしょう。

このメソッドでは、まずテーマの提示を行います。今回のテーマは

“「世界の幸せをカタチにする」ために、私たちはどうすればいいか”

このベースとなるテーマに対して会場の真ん中に設置された白い紙に自分の議論したいお題を書き話します。会場の真ん中に進んで行くだけでも結構勇気がいるのですが、会場の熱気はこの時点でさえ最高潮で、長い列ができました。もちろんエリックゼミから参加した2人も熱く語っていました。

次に20のテーマを選びます。
今回は、あまりにたくさんのお題が提示されたので、類似するお題をマージして20のテーマに集約します。これがまた一仕事。スタッフが議論し統廃合を繰り返しながら20のテーマに収束させていきます。最終的には伊藤学部長が最終調整し20のテーマに落ち着きました。次にテーマを提示したリーダーを決めていきます。複数のテーマがマージされたものに関しては話し合いでリーダーを決め、そのリーダーがファシリテーターとなってグループでの議論を取りまとめます。私も”ダイバーシティーの世界を実現する”というテーマおリーダーとして苦手なファシリテーションをすることに・・・エリックゼミ生の2人もリーダに選ばれました。森彗太郎さんは”組織の中で個人が幸せになるには”。いやー大したもんです。エリックゼミ大活躍!

ここからがOSTの盛り上がりとなります。テーマごとにグループに分かれ、議論が始まります。まずは自己紹介からそれぞれの課題を提示し自由に議論を展開します。エリックチームは、大手製造業、大学、フリーランスの通訳、ベンチャー企業、高校教員等、様々なバックグラウンドを持つ素晴らしいメンバーが集まり熱い議論を繰り広げました。45分の議論のあと、チーム全体で論点と次への具体的なアクションを纏めリーダーが結果をウェブサイトにアップします。これによって全てのグループのディスカッションの要約を参加者全員が閲覧することが可能になります。

参加者はウェブサイトにアップされた各グループのディスカッションをチェックし、重要な議論と思われるものにオレンジのシールを貼って投票します。ダイバーシティーを議論したエリックチームは見事3位に選んでいただきました!

最後に選ばれたトピックのプレゼンテーションとして上位のチームのリーダーが壇上でプレゼンテーションをします。今回は紹介者として澤円だんも登場し、なんと壇上でVoicyを収録するという荒技で会場をわかせていいました。私も登壇してお話しささえていただきました。

今回、EMCカンファレンスの参加者は100人を超える大盛況。普通で考えれば何個講演会が企画できるのだろうかというくらいの豪華な参加者に様々な業種、年齢、なんでもありのカオスな参加者がぐいぐい一体化していく様相は圧巻でした。コロナ禍において久々のリアルイベントの良さに魅了され、興奮さめやらぬままあっという間の4時間が過ぎていきました。OSTのメソッドをエリックゼミでも使ってみようとゼミ生と話していましたので、別途エリックゼミでのOSTレポートができると思います。EMCの創設学部長である伊藤羊一さんは、長いお友達で同級生仲間。次への企みの話を2人でしながら帰途につきました。

Peace out,

エリック

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