まわりまわって、私は腰掛け?

疲れがたまってくると、だんだん集中力が持たなくなる。頭になんとなくもやがかかったような、もっと深いところが見えているのに、そこに潜っていけないような。

自分のまわりには頑張っている人がたくさんいて、「もう疲れた」と思った時に、彼らからのチャットやメールやoutlookの予定表や、はたまた仕事外でのSNS投稿を見て、カンフル剤を注入されたような気分になる。

そんなエナジードリンクで2度くらいは立ち上がれるのだけど、3度目くらいからはもう、体がいうことを聞かなくなってくる。ぼーっと自分の好きな時間を過ごす休日が恋しくなってしまう。

自分なりにキャリアを築いているつもりだが、仕事人としての方向と、とはいえ女性としてありたい姿との間でもがき苦しんでいる。負けず嫌いだから仕事は一人前以上にできるようになりたいし、人並み以上には良い生活を送りたい。

「女性としての人生」なんて考えるのは弱気だと思っていたし、言い訳にしたくないと思っていたが、でも実際のところ男女の違いはある。裏で何かを言われながら、気づいていないふりをして頑張るのって本当に美談なのだろうか。

「腰掛けOL」なんて自分とは世界の違う話だと思っていたけれど、でもいまの精神性を省みると、自分こそまさに「腰掛け」なのかもしれない。

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