岡山のおじいさんタクシー

先週の下見の時から、岡山のリアルに触れつつある私です。「都会の常識」がいろいろ打ち砕かれる出来事が。

本日岡山入り。夜遅くなってしまったのと、荷物が重かったのとで、歩いて15分くらいだけれど、宿までタクシーに乗ることにしました。
運転手さんは白髪の推定60代。行先の住所を告げると「歩いて行けるね」。知ってるよ(笑)。夜で、歩きたくないからタクシー乗るんだよね?最近の東京のタクシーのマナーというか丁寧さは驚くべきものがあるので、「こんな近いのに乗るんですか」的な失礼に取られても仕方ない発言絶対にしないよね、と逆に感心。

そして、カーナビで住所を入力し始めましたが、これが遅い(笑)。「ええと…あ、南じゃなくて北区ね」独り言を言いながら。地元民でしょw
ゆっくりゆっくり入力。きっと滅多にカーナビ使わないんだろうなぁ。別に急いでなかったからいいけどね。

そしてやっと出発。細い路地を、ガコンガコンブレーキかけながら。信号のない十字路は、飛び出しとか危険だものね。
信号のあるちょっと大きめの交差点で、赤信号。夜9時台の住宅街は人も車も少ない。えっ、赤信号ブッチ?!?!\(@o@)/いやー、滅多に車乗らない私ですが、信号無視に遭遇するの、人生2回めくらいじゃないかな?!しかもプロの運転なのに!

程なく目的地に到着。「領収証ください」と言ったら、初めて気づいたように渡してくれた。今都内では何も言わなくても渡すので、新鮮。
遅い時間だし、スーツケースも積み下ろししてくれたし、「ありがとうございました」と声かけたら、ノーリプライ\(@o@)/いや、耳が遠かったのかな?私マスクしてたしね。というかそもそも東京なら、声かけるの逆だよね?

たった数分間の移動で、ツッコミ所満載!いやー、国内なのに田舎は異文化!
都会の「お客様至上主義」の徹底的な丁寧さもいかがなものかは、と常々疑問に思ってたので、「お客様もサービス提供者も同じ人間、対等」なこの感じ、嫌いじゃないけどね。
信号無視も、「誰もいない赤信号でちゃんと止まるのは日本だけ」という世界標準からすれば普通なのかもね。
おじいさんタクシー、岡山初日からネタありがとう!

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