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古民家暮らし、半年が経ちました

トイレは東向き。朝起きたら、ちょうど朝日が差しました。トイレの窓から外が見える家に住むなんて、考えてみれば人生で初めてです。

窓の外は濃い緑と土の匂いがする。こんなに土の近くに住むのも初めてだ。

毎度同じ画角だけど、左を見れば海。右を見れば畑。晴れの国岡山、梅雨時でも青空が臨みます。

好みにカスタマイズされたキッチン。東京からスパイス類も全部持ってきた。調味料も少しずつ買い揃えた。シェアハウスにできるよう、オープンに並べる方式にした。

3年ほどシェアハウスとワンルームマンションに暮らして、キッチンがショボかった。今は6畳のDKを独り占め。「私の城」感、満点。

昨年末にこの家に引っ越してきて、半年以上経ちました。もう毎日があっという間で。1日が3時間くらいしかないような気がする。
住めば住むほど、毎日が夢のよう。「これ本当かな?」とまるで空想と現実の区別がつかなくなったような奇妙な感覚。憧れの地方暮らしはもう憧れじゃなくて日常なのに。不思議。不思議。半年経っても毎日が不思議。


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