Essay|本屋がなくなったら困る
少女漫画じゃないのだから、毎日を普通に過ごしていてワクワクが向こうから飛び込んでくることなんて、そうない。そうないけど本屋にはあるよなと、思う。
本屋を見つけるとたいして用もないのに、「何かあるんじゃないか」とふらり立ち寄ってしまう。昨日も本屋に立ち寄ってしまった。そこでは、正面入り口付近で科学フェア的な何かが催されていて、明らかに書店員さん達の手で彩られたカラフルな陳列に、まんまと引き寄せられてしまった。
見てみると「なにこれ。今の子どもたちはこんなに面白い児童書を読ん