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「障害がある子と関わる大変なお仕事を、なぜ選んだのですか?」

職歴を話す機会があり、
相手に、題名の一文を質問された。

私は、心の中で「ほへ?」と、つぶやいて
頭の上には「?」が浮ぶ。

確かに、
夜勤があるシフト制の勤務が大変だったり
上司との人間関係が難しかったり
大変だと思ったことは色々あった。

でも、それは
「障害がある子と関わっていたから、大変」
と、いうわけではなかった。

シフト制の大変さや
職場での人間関係の大変さは、
どの仕事でも、よくあることだと思う。


障害がある子を支援する仕事に、
私が興味を持つきっかけとなった

「わあ……なにこれ、すごい」
と、 ビビビッときて、
言葉にできないくらい興奮した瞬間を覚えている。

障害がある子を支援する仕事に就くと決めたのは、
医療型障害児入所施設での実習のあとだった。

大学の教室で机に向かって座っている友達たちに
「私、ジャージ履いて仕事するわ。 児童指導員になる」
と、宣言したことを覚えている。

私の目を見て、その宣言を聞いてくれた
友達の表情を覚えている。


私は、決めつけてほしくない。
障害がある子を支援する仕事が大変だと。

私は、決めつけてほしくない。
障害がある子と関わることが大変だと。

私以外の人が、どう感じているかは別の話で、

障害がある子と、関わることが楽しい
と思ってもいいじゃん。
優越感でもなく
助けてあげなきゃいけないと思うわけでもなく

一緒にいる時間が、私はただ楽しかった。

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