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発達に特性がある子の子育てに、オススメの本「ことば」編

障害児入所施設で私が働いていたとき
言語聴覚士の資格をもつ先輩から、教えてもらった本。

自分で買って、今も見返しています。
発達に特性がある子の子育てをサポートするときだけでなく、
私の子育ての土台となっている本です。

📖心をことばにのせて
 中川信子 ぶどう社 1990

🌟おすすめポイント1
「子育ての本質が書かれている」 


初版が発行されたのが1990年。
私が持っているのは2006年に発行された11刷。
34年間読まれていて、
今も販売されている。

⁡「子ども自身が育つのだ。私たちは、それを手伝うだけだ」という謙虚さをもって、子どもに接しましょう。

p39

🌟おすすめポイント2
「子どもとかかわる大人の態度の基本:SOUL」


S…Silence 沈黙 

相手が話さない場合、おとなのほうが、何か一生けんめい話しかけてやらねばいけないような気持ちになることが多いですが、静かに見守ることも大切

p78

O…Observation 観察

U…Understandings 理解


L…Listening 聞くこと

耳で聞こえることばを聞くだけでなく、心と体を全部アンテナにして、子どものほうにむけておく

p80

🌟おすすめポイント3
「ことばの発達を助ける考え方」

⁡ことばやコミュニケーションの発達を
考える上で大切な考え方

→「人」と「もの」を結びつけ、
 ことばの基礎をかたちづくる三項関係

赤ちゃんは、自分の大好きな「人」(お母さん)が興味を向けた「もの」(蛍光灯)に自分の注意を向けました。
 「お母さんーものー子ども」という三角形。これが、蛍光灯を共有物とする「三項関係」です。

p115


もしかしたら、書店にはないかも。
私はネットで買ったので、
「心をことばにのせて 中川信子」で検索
してみてください。


#発達 #発達支援  

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