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リアル店舗とファンと買い支え

先日、登山用品を買いにカモシカスポーツというお店に行ってきた時にリアル店舗の良さをとても感じたのでリアルに求めることって何かなと考えました。

ネットショップで購入する時は基本的に欲しいものを検索してネットショップ間で価格や商品評価、配送方法などを比較して買うと思います。

もしくは買いに行くこと自体が面倒、買いに行く時間がない、子どもがいて買い物が困難なので利用するということも多いです。家で買い物できるなんて世の中かなり便利になりました。

そんな世の中なので、リアルなお店が閉店し始めましたよね。特になくなったのは小さな本屋でしょうか?

カモシカスポーツ松本店(長野県)

リアル店舗のメリットって何かな?
と考えると…

実物が手に取れる

手に持った肌触りや、色合い、大きさ、重さなど総合的にわかる。やはりネットの写真で見た商品はイメージと違うことが多い。

試着ができる

洋服や靴などはいくらサイズがわかっていても実際のフィット感などは試さないとわかりません。

店員に質問ができる

ネットショップにメールをするほどでもないけれど、ちょっとした質問がしやすいのがリアル店舗。
こんな感じのものが欲しいのですが…という曖昧な質問でも会話の中でベストなものが見つかったりします。

全く探していないものと出会う

話題のもの、店がオススメするものが目につく場所に並んでいたり、ぶらぶら見てるとネット検索では出てこない分野のものも目に入ります。
アルゴリズムが良すぎて探してないものはネットでは目に入らないですからね。

雰囲気がある

お店そのものの全体的な空気感がある。
飲食店なんかは特にこの雰囲気が店員とそこに集まるお客さんによって作られていると思います。良い点ともいえるし、これが入りにくい点になることも…。

店員がエキスパート

アルバイトもいるし、全てのお店がそうとは限りませんが、提供している商品やサービスに関してお店の人はだいたい詳しいです。

今回のカモシカスポーツで1番感激したことは店員がみんな山のエキスパートだったということ!
購入したい商品はどんな山で使用することを想定しているのか?などいろいろ質問してくれるので選ぶ時の参考になっただけでなく、今後レベルをあげていく上でのアドバイスももらえ充実した時間が過ごせました。

登山系はニッチな市場のためこの全員がめちゃ詳しく説明できるいうところはとても強いなと思いました。初心者から上級者まで安心して購入できるはずです。

わたしたちは、実際のフィールドで、何が必要か・何が安全か・何が快適かを知る人材を育て、「いかに山で機能するか」を基準に製品を選び抜く眼を磨きお客様へご紹介するというポリシーを日々実践しています。

カモシカスポーツより

商品を売る側のポリシーというものが感じられてとても暖かく良い店でした。

接客などのサービスを全体を通して「このお店で買いたい」と思ったので、ネットではなくカモシカスポーツで商品を購入しました。


やはりなくなってほしくないお店には利用者がお金を払いサービスを継続してもらえるようにしなければいけないなと思います。

ボランティアではないので収入がないのに経営し続けるということは無理ですからね。

リアルなお店だけじゃなく、有料課金によって維持されているようなサービスも利用している人が買い支えていかないとそのうちなくなってしまうかもしれません。私が毎日無料で遊んでいたゲームアプリはアニメ化もされたけれど、課金者が減ったようで残念ながら数年前に終了しました。
今使用しているYAMAPという登山アプリは、なくなっては困るので、プレミアムユーザーとして年会費を払ってます。

お店やサービスのファン、リピーターが少ないとお金を払ってくれる人が減る→経営が続かず潰れてしまうということなので、どんなサービスもファンを増やすことが必要ということですよね。

ジブン株式会社として置き換えて考えたら、支持してくれる人、ファンを増やすことは直接的な金銭のやり取りはなくとも自分にとっての強みになるよね?自分の良さを伸ばし、信頼を積み重ねて私とだから取り引きをしたいと思ってもらえる人を増やしたいなと思ったりしました。

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