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異色のミステリー作品『ミステリと言う勿れ』にハマってます!

私はミステリー作品が好きなのですが、今ハマっている作品が『ミステリと言う勿れ』です!

こちらは原作が漫画で著者は田村由美さん。現在10巻まで刊行されており、電子版を含めた本作の単行本累計発行部数は、2021年12月時点で1300万部を突破しています。また、「マンガ大賞2019年」第2位も受賞!2022年1月期のフジテレビ系「月9」枠で菅田将暉さん主演でテレビドラマ化もされています。

私自身原作は7巻くらいまで読みましたが、最新刊が10巻ということで、続きも読みたいな~と思っているところです。

この作品の魅力は、まず主人公である久能整(くのうととのう)の言葉です。主人公が淡々と自分の考えを話すシーンが多々みられるのですが、それが登場人物たちの心をほぐしていきます。例えば、いじめについては、「いじめる側が病んでいる」という持論を展開していきます。また、「なぜ人を殺してはいけないか?」という問いに対しては、「秩序ある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけ。」といった考えを説き、そこから犯人のコンプレックスを暴きます。

次に、主人公の観察眼が凄い!並外れた観察眼で犯人を見抜き、事件解決に導いていきます。犯人が意外人物だったりするので、展開も面白いです。1話ごとの結末がどうなっていくか先が気になって仕方がないです。

また、主要人物たちもミステリアスなキャラクターが多い一方で、ことあるごとに親交を深めていく池本巡査や風呂光巡査との掛け合いも和みます。主人公の見た目がボリュームあるパーマが特徴的だったり、カレーをこよなく愛するところが個性的で惹きつけられます。

人間ドラマにも謎にも思わず唸ってしまう、新感覚ミステリーとも言える『ミステリと言う勿れ』をぜひお楽しみください♪





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