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休職中日記#6「休職延長という憂鬱」

12月の上旬から仕事を休職し、はや一か月半。

今日、かかりつけの心療内科の診察室で
私の休職期間の“2か月延長”が決まった。

当初は2月上旬までを予定していた療養期間。
これにて、4月上旬までのお休み継続ということになる。

この結果報告の前につく枕詞が
「晴れて!」なのか、「残念ながら…」なのか。

自分でもよくわからない心境。
なので、今日はあまり多くは語らないでおきたい。


とりあえず、事実の記録として。
病院の先生はこう言っていた。

正直、今のあなたに職場復帰はまだ難しいです。
気分の安定が確実なものになるまでは
しっかり、お休みしなさい。
それがあなたの仕事だと、思いなさい。

私は、このシンプルな言葉に、
心の中で抵抗するでも感謝するでもなく、
無心に「そうなんだな」と聞いていた。

「たしかに今の私はまだ、職場で無意味に泣いて、
また皆にドン引きされかねないもんなぁ。」


なんて。
妙にリアルな情景が思い浮かび、自然と納得したことを覚えている。


診察終了後、
急に上積みされた休職期間に呆然としながらも
このことを、事務的に上司へ報告。

すると、”年度をまたぐ休職”という結果に
上司もさすがに焦ったらしく、
急遽、面談の要請が来た。

「今後諸々のことを、一度会ってお話したいです。
 近日中に、会社に来れませんか?」

指定された面談の期日は、明後日。
拒否権は、あってないようなもの。
こわごわ、びくびく。だけど、挑まなければ。


けど、今後の話って、一体何を話すのだろう。
「これからどうしたい?」なんて、
ド直球に聞かれるんだろうか。

もしそう聞かれるのだとしたら、

「そんなこと、今聞かれてもわかんねーよ!!!」

っていうのが、私の本音。


だって、
自分が本当に復職したいのか、
まだしばらく休みたいのか、
いっそ退職してしまいたいのか。

この3つの選択肢ですら、
シンプルな自分の気持ちですら、
毎日頭の中で常にせめぎ合っていて、
ずーっとブレブレ、モヤモヤしてるから。

このブレブレが、
”本来の自分”のちゃんとした悩みなのか
それとも心の不調故の、逃避反応みたいなものなのか。

どっちなのかわからなくて、
今は自分の思考すら信じられなくなっているから。

そんな状態で、
かつて恐怖の対象だった上司二人に囲まれて
私は何を話せばいいんだろう。

今はまだ、放っておいてほしかったな。

ああ、怖いな。嫌だな。

それでも、面談へは行かないといけない。
そもそも会社に行くのも、冷や汗ものなのになあ。
なんだかひどいよなあ。
なんて、ちょっと被害妄想モード。


ああ、今日は考えがまとまらない。

止まない雨は本当にない…のか?




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