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【19】見本ができた! サイン本を作る

「仲本ウガンダ本戦記」、前回のプロセスはこちら。

トークイベントにギリギリすべりこみ…を期したものの、本の完成は惜しくも間に合わず。しかしその数日後には仲本千津さんのウガンダ出発が控えています。

さて、間に合うか? 間に合うのか? とぞわぞわしながら日々を過ごします。

幸い、予定通りに見本の書籍(といっても流通するものと同じ製品)ができあがったとの連絡がはいりました。よっしゃ、崖っぷちまで追い込まれてのぎりぎりセーフ。


できた本を持つ手が震える

出版社さんに出向き、届いたばかりの本を手にします。あわわわ……手が! 震える!

カバーも帯も、表紙も見返しも口絵も本文も、みんなうまくできているようです。よかった!!


できたてほやほやの本

ほどなくして仲本さんも現れ、「おおおおおっ!」と喜び合います。
できた! できましたね仲本さん。丁寧に、そしておおらかにつきあってくださった仲本さんのおかげです。そしてこまやかに目配りしながら本づくりをしてくださった出版社さんのおかげです。

高い山に囲まれて、サイン開始

ここまで長い道のりだった……構想から4年ですよ……と感慨にひたる間もなく、「サイン本づくり」が始まります。仲本さんは明日にもウガンダに旅だってしまうので、RICCI EVERYDAY公式サイトやトークイベントで本をご予約くださったお客様のため、いまのうちにまとめて本にサインをしておかなくてはいけない。

2人でサインするので、いろいろ打ち合わせます。

・どこにサインする?(見返しや扉が白地でスペースがあればそこに)
・どんなペンでする?(太さは? 細さは? 裏移りしない?)
・どんなサイズにする?(二人のサインをどう配置する?)

などを決めて、各自の筆圧に応じた(仲本さんは強め、わたしはふつう)、サインするページで使われている紙と相性のいいペンを選び、だーっとサインしていきます。

本の山に囲まれてサインをする二人。そう、サインする場所は見返しの裏に決まりました。

意外にこのとき重要なのが、サイン済みの本をあらためて積みなおし、梱包する役割の人。今回は恐縮なことに、本書の編集者さんが手際よくやってくださいました。

終わるとその本をRICCI EVERYDAYの事務所に運び込み、怒涛のような「見本の確認」「サイン本づくり」「納品」は終了。仲本さんは翌日、ウガンダへと出発されました。

スピンとメッセージカードの色が偶然一致

ちょっと、いやかなり細かい裏話していいですか。

RICCI EVERYDAY公式サイトから予約された方には、仲本さん(と江口)のサイン入り書籍だけでなく、仲本さんからのメッセージカードも封入されます。

そのカードの色と、この本のスピン(細いリボン状の栞)は偶然、同じ色なんです。

ちなみにスピンの色を決めたのは本書のデザイナーさんで、メッセージカードを用意されたのはRICCI EVERYDAYさん。両者がやりとりされたことは一度もないです。どんだけ気が合うんだ。

予約のお客様のもとに本が届いた後、ここにスピンの写真をアップします。それまでは秘密。

とはいえ、仲本さんは翌日には疾風のように日本を発ってしまったので、カードにメッセージを書く時間はあったんだろうか…とちょっと心配になったりもしたんですが、さきほどウガンダにいる仲本さんから「がんばって全部書いて日本のスタッフに託してきました」との知らせが。ほっ。

二人のサイン入り+仲本さんからのメッセージカードつき書籍はRICCI EVERYDAY公式サイトで6月29日までに予約された方への特別仕様です。送料660円がかかるけれど、なんと、メルマガ会員になってこの本を予約し、あわせてほかの商品を買うと15%オフになるのだそう(2023/7/19追記:キャンペーンは盛況のうちに終了しました)。

バッグもちょっと気になるわ…という方はこちらの公式サイト(ページの末尾)にあるNEWSLETTERの欄でメールアドレスを登録すると、メルマガ会員になれます。ご参考までに~

(【19】終わり)



『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』
著者:江口絵理
定価:1,500円+税=1,650円
出版社:さ・え・ら書房
刊行:2023年6月下旬

基本情報、最新情報はこちら(↓)から!


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