江口絵理

動物・人物に関する本やインタビュー記事の執筆を手がけています。著書に『アフリカで、バッ…

江口絵理

動物・人物に関する本やインタビュー記事の執筆を手がけています。著書に『アフリカで、バッグの会社はじめました』『ボノボ』『ゆらゆらチンアナゴ』『アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ』など。https://erieguchi8.wixsite.com/eri-eguchi

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    「ぜひだれかとシェアしたい!」と思った本や展示を書き留めています。同じものを読んだり観たりした人、これ読みたい観たいと思った人と「スキ」やコメントでやりとりできたらうれしいです。

  • 仲本ウガンダ本戦記

    『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』の制作工程や裏話、イベント報告をアップします。

  • ウガンダ旅のメモ

    2022年7月に10日間だけ訪れたウガンダ(主に首都カンパラ)で出会ったもの、こと、ひとについて、つれづれに書いていきます。

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『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』

『アフリカで、バッグの会社はじめました』(江口絵理・著)が刊行となりました! このページでは、本書の内容紹介のほか、イベント情報、重版情報をお知らせします。 1. この本の基本情報 著者:江口絵理 定価:1,500円+税=1,650円 出版社:さ・え・ら書房(本書の情報ページ) 刊行:2023年6月30日 2. 主人公の仲本千津ってどんな人? 仲本千津(なかもと・ちづ) 1984年生まれ。一橋大学大学院法学研究科修士課程を修了後、日本の大手都市銀行、アフリカ支援NGO

    • コテンラジオにはまっている。やなせたかし(アンパンマン)編、すごくよかった。なんなら最初からもう一周聴いてもいいかも、というぐらい

      • ウェイリー版「源氏物語」の沼にはまる

        2024年のNHK大河ドラマは「源氏物語」の紫式部が主役なんですよね。楽しみー! いまから2年前の春、私はずぶずぶにはまっていました。源氏物語の沼に。 きっかけは仕事のご縁で、100年前にアーサー・ウェイリーが英語に訳した源氏物語の日本語訳を読んだこと。 ちょっとややこしいですが、 1000年前に紫式部が書いた源氏物語を、 100年前にイギリス人のウェイリーが英語に訳し、 そのウェイリー版を日本語に訳し戻した本 を読んだのです。 ウェイリーの訳は100年前のイギリ

        • 雑誌「こどもの本」の「私の新刊」というコーナーに、『アフリカで、バッグの会社はじめました』について短いエッセイを書かせていただきました。数人の書き手が自分の著書について語る人気コーナーだそうです。オンラインでも読めます! https://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/27230/

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        『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』

        • コテンラジオにはまっている。やなせたかし(アンパンマン)編、すごくよかった。なんなら最初からもう一周聴いてもいいかも、というぐらい

        • ウェイリー版「源氏物語」の沼にはまる

        • 雑誌「こどもの本」の「私の新刊」というコーナーに、『アフリカで、バッグの会社はじめました』について短いエッセイを書かせていただきました。数人の書き手が自分の著書について語る人気コーナーだそうです。オンラインでも読めます! https://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/27230/

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        記事

          カフェで見かけた、宙に浮かんでいるみたいなハンギングボール。星の王子さまのバオバブの星のような、ラピュタのような。 どうにも気になって、小ぶりのものを家にお迎えしました。鉢ものを買うのは十数年ぶり。

          カフェで見かけた、宙に浮かんでいるみたいなハンギングボール。星の王子さまのバオバブの星のような、ラピュタのような。 どうにも気になって、小ぶりのものを家にお迎えしました。鉢ものを買うのは十数年ぶり。

          『最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議』ーー鯨骨生物群集とバイオロギング編

          読書週間ですね。今日のような夏日と読書週間のとりあわせはややちぐはぐ感もありますが、気温はともあれ空気はからりと気持ちいい。木陰でのんびり読書するならちょうどいいぐらいかもしれません。 前回のアマミホシゾラフグ編からの続きですが、この記事はこの記事で完結しています。どうぞ気にせず読み進めてください。 本書には、前回ご紹介したアマミホシゾラフグ研究の川瀬裕司さんを始め、わたしがこれまで取材でお話を伺ったことのある、めっぽう魅力的な研究者さんがほかにも二人、名前を連ねていまし

          『最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議』ーー鯨骨生物群集とバイオロギング編

          9月30日~10月2日、アトレ恵比寿の有隣堂書店で、仲本千津さんと私が『アフリカで、バッグの会社はじめました』の対面販売をします。ぜひ遊びにいらしてください。江口は9月30日および10月1日 15:00~16:30、10月2日 17:00~18:00に在店しています

          9月30日~10月2日、アトレ恵比寿の有隣堂書店で、仲本千津さんと私が『アフリカで、バッグの会社はじめました』の対面販売をします。ぜひ遊びにいらしてください。江口は9月30日および10月1日 15:00~16:30、10月2日 17:00~18:00に在店しています

          『アフリカで、バッグの会社はじめました』の主人公、仲本千津さんのインタビュー記事が掲載されました!  記者は(ファンも多い)谷野哲郎さんです https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/75317/

          『アフリカで、バッグの会社はじめました』の主人公、仲本千津さんのインタビュー記事が掲載されました!  記者は(ファンも多い)谷野哲郎さんです https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/75317/

          昨日の本屋B&Bのトークイベント、おかげさまで盛会となりました。ヒデさん仲本さん、本屋B&Bさん、そして何より参加者の皆さんがいい場を作ってくださいました。ありがとうございます!

          昨日の本屋B&Bのトークイベント、おかげさまで盛会となりました。ヒデさん仲本さん、本屋B&Bさん、そして何より参加者の皆さんがいい場を作ってくださいました。ありがとうございます!

          【23】「立体物」としての本の楽しみを味わわせてくれるブックデザイン――本書のデザイナーさんに取材してきた

          本書の発売から約2カ月。いただくご感想を拝見していると、これまでわたしが書いた本の中でダントツに、デザインに言及される方が多いことに気づきました。イラストのよさはもちろん、「カバーの色、いいですね!」「しおりひもの色が好き」などなど。 (主に出版業界の人から)ここはどうしてこうしたの?と聞かれることもあるのですが、著者のわたしはデザイナーさんと直接やりとりしないので、一つ一つの意図は知らないまま今にいたっていました。 そこで、お礼かたがた取材に行ってまいりました。本書の編

          【23】「立体物」としての本の楽しみを味わわせてくれるブックデザイン――本書のデザイナーさんに取材してきた

          東京新聞に、『アフリカで、バッグの会社はじめました』の仲本千津さんの記事が出ました。ウェブでも読めます ウガンダのシングルマザーに夢を 現地に工房作り、自立を支援 仲本千津さん:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/275377

          東京新聞に、『アフリカで、バッグの会社はじめました』の仲本千津さんの記事が出ました。ウェブでも読めます ウガンダのシングルマザーに夢を 現地に工房作り、自立を支援 仲本千津さん:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/275377

          本屋B&Bさん(東京・下北沢)のご発案で、ちょっと変わった取り合わせのトークイベントが実現😆 9月19日火曜日の夜です。詳細・予約はこちらから ↓ https://bb230919a.peatix.com/

          本屋B&Bさん(東京・下北沢)のご発案で、ちょっと変わった取り合わせのトークイベントが実現😆 9月19日火曜日の夜です。詳細・予約はこちらから ↓ https://bb230919a.peatix.com/

          【ウガンダ旅・12】治安はいいほう。「初めてのアフリカ」にお勧めしたい

          ウガンダの治安ってどう? 一口にアフリカといっても、国によって、エリアによって、治安はさまざま。ウガンダはアフリカの中では比較的いいほうだと言われています。 でも「アフリカの中では」と言われても、そもそもアフリカの平均がわからないですよね。わたしも3カ国しか行ったことがないのでわかった風なことは言えませんが、たぶん、もっとも危険な地域の一つはコンゴ民主共和国(旧ザイール)の東部。 レアメタルや金などの鉱物資源が豊富な地域に武装勢力が集まり、現在進行形で多くの住民が犠牲に

          【ウガンダ旅・12】治安はいいほう。「初めてのアフリカ」にお勧めしたい

          夏休みの宿題提出日に向けて最終コーナーを回る時期ですね。この本、読書感想文にお勧めです。進路や生き方、社会の課題など、いろんな切り口があるので、自分の関心と結びつけて書きやすいと思います。試し読みもできますよ~ https://note.com/eri_eguchi7/n/n6186dcef9bd5

          夏休みの宿題提出日に向けて最終コーナーを回る時期ですね。この本、読書感想文にお勧めです。進路や生き方、社会の課題など、いろんな切り口があるので、自分の関心と結びつけて書きやすいと思います。試し読みもできますよ~ https://note.com/eri_eguchi7/n/n6186dcef9bd5

          『ヤングケアラー 介護する子どもたち』の記者の姿に心揺さぶられる

          『ヤングケアラー 介護する子どもたち』(毎日新聞取材班)を読みました。個々のケースがそれぞれに人生の深みを感じさせ、ケースごとにつまみ読みしていたら止められなくなった本でした。 ヤングケアラーは、「自分が10代のときは大変だった」だけでは終わらず、その時期のことが一生を左右してしまうんですよね。必ずしも負の影響ばかりではないので、一口に「かわいそう」と言うのはおかしいのだけど、それでも、ケアの日常を知ると胸が痛みます。 私が「ヤングケアラー」という言葉に初めて出会ったのは

          『ヤングケアラー 介護する子どもたち』の記者の姿に心揺さぶられる

          【22】『アフリカで、バッグの会社はじめました』試し読み

          この本、自分で言うのもなんですが、すごく読書感想文向きの本だと思います。 大学生のレポートや、大人の方の自主的な「私の夏の感想文」の課題図書にもおすすめです。児童書として書かれているので、実は文字数は一般の本の半分ぐらい。気軽に手に取ってみてください。 でも、本ってぱらぱらめくってみないと、自分に合うかどうかわかりませんよね。そこで、目次と、本文のイントロダクションと、第1章を丸ごと公開します。5-10分で読み切れます。試し読みにどうぞ。 アフリカで、バッグの会社はじめ

          【22】『アフリカで、バッグの会社はじめました』試し読み