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トーマス・エジソンの晩年の研究に、素人なりに挑みたいと思います。

私たちの生息環境下での法則は、科学は可視であることが重要視されます。

目に見え、再現性が確認できることで、証明されると認識しています。

しかしこの生息環境から外れたところ(菌が死滅するとされる環境)では、どうでしょうか。

菌は実体を作りますが、実体を作れない環境においては、何が優位になるでしょうか。

原子は高温でも存在します。すると、原子の元となる電子はいかなる状況でも存在すると考えます。

原子はそれぞれ、状態変化(変態)する温度があります。

私たちの身体が、菌が電子を繋げて(菌糸を伸ばして)建築している構造体だとしたら、どうでしょう。

そしてこの菌が菌糸を伸ばして実体を作る作業は、この環境下における電子の物理法則でしかない、とするとどうでしょう。つまり、実体に意思はない、ということになります。

では、私たちの意識はどこからくるのでしょうか。

私たちはなぜ、実体が眠っている間に夢を見るのでしょうか。

菌が生息できる環境下は、物理的な肉体の世界ですが、菌が死滅する環境下は肉体のない電子の世界だろうと考えます。

電子は宇宙の法則に従って、空間の電子密度を平均化するように動きます。その運動が放つ信号は、情報です。

私たちは、無意識でふっと閃いたり、しますよね。

閃きを、宇宙の法則に従っている電子の信号を受信したと仮定します。瞬間的にプラスとマイナスの関係になった、あるいは周波数が一致した、とします。

(・・・いささかシャーマンちっくになってきました。あやしいですね、汗)

しかし、電子も宇宙の法則も、意思を持っているわけではありません。その環境下での物理法則に従って運動し、環境に対応できなくなると変態して生存しているだけのように見えます。

ある一定の環境下での規則性は、環境外では通用しません。

実体の脳は受信機でしかないとしたら、納得しますか。各々の周波数しか受信できない装置だとしたら、どうでしょう。近い周波数の電波が時々混線してきます。

ADHDの人は、頭の中がうるさいそうですが、24時間オンエアしている宇宙のラジオを受信しているとしたら?

芸術家たちは、電子軌道が描く絵や、ドラマや、音楽を受信しているとしたら?

幽霊という概念すらも、実体(受信機)を失った電子の切実な想いが見せる直接的なシグナルだとしたら?

そこに幽霊が存在するのではなく、脳や電子を扱う装置への、直接的な電子信号だろうとSFします。

才能は人から人へと移ろいます。
それでいいと、私は思っています。



この身体は、実体を持てない電子の夢を実現しているだけの入れ物だとしたら、ガンダムは未来の空想ではなく、過去の現実です。精神が身体の操縦席に乗り込んで戦う戦争を、実際に繰り返してきました。

もうその必要はありません。

私たちは、永遠の精神と、有限の身体の組み合わせです。精神の自由を身体が阻み、身体の限界を精神が突破してきました。

これまでは精神の自由が課題でした。
これからは、身体の自由が課題になります。
身体をどこまで科学に解放するか、あるいはしないのか、という身体の自由を法整備します。

永遠の精神にとっては、人間の一生は短く、服を着替えるようなものかもしれません。

精神から見ると、永遠に同じ服を着るのか、リサイクルに出すのか、という課題のような気もします。

いまいちまとまりませんが、トーマス・エジソンの最期の研究を、素人なりに受け継いでみました。

本作はSFです。


注)
本SFでは、かわいい子猫がお臍を受信機と仮定してきました。実体のパイロットは腸で、脳は腸のアンドロイドのような位置付けです。
すると、実体のパイロットは、菌が生息できる環境下の物理法則(操縦マニュアル)に従って判断している、と考えます。
一方、アンドロイドの方は、菌が生息できる環境下の物理法則を無視(暴走)している、ようです。

ここを修正しましょう。

菌(実体)が生息できる環境内で精神の想いを実現するように、アンドロイドのプログラムを修正します。


本作はホラーではありません。

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