電磁誘導=反強磁性=交流

本作はabc理論の累乗の理解から宇宙際タイヒミュラー理論にチャレンジする素人のSFです。

電気抵抗について、素人なりの理解を述べます。

抵抗をトンネル、電子を人間に置き換えて考えると、

トンネルのサイズが大きければ、たくさんの人が通ることができます。歩く人もいれば走る人といれば踊る人もいます。自分のペースで思い思いにトンネルを通過します。トンネルのサイズが小さければ、たとえば一人ずつしか通れない狭さだと、一列にならなければいけません。

しかし本SFでは、電子は空間の電子密度を平均にする性質があると仮定しています。トンネルを構成している物質の密度とトンネルの穴のサイズが相対的に一致していれば電子は吸い込まれていきますが、単純にトンネルの穴のサイズが大きければ電子が通るわけではないと考えます。

抵抗が小さい=空間の電子密度が低く、かつ密度が方向を持って変化している

と、仮定します。

このトンネルをヘリウムとし、二つの電子が鏡面非対称に向かいあって公転してトンネルを作っている、と仮定します。
二つの電子が遠心力で離れていくと、空間を平均化するためにトンネルに他の電子が引き寄せられてきます。(磁力)
すると三つの電子の空間密度が平均に近付いてくるとヘリウムの公転は失速し公転軌道が収縮する、と仮定します。(ポンプ)
トンネルのサイズが狭くなると通ろうとしていた電子ははじかれてしまいます。(反強磁性)
離れていく電子の影響を受け、相対的にヘリウムの公転軌道は反転すると仮定します。(交流)

電磁誘導を反強磁性であり交流とSFします。

これがヘリウム(貴ガス)が化合物を作らない仕組みかもしれないと考えます。

この公転軌道がフラフープではなく螺旋になっていると、直流電流が流れるのではないかとSFします。


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