ワレワレハ
本作は素人のSFです。
ワレワレチキュウジンハ、気候危機に直面しています。
気温の上昇がどのように私たちを危機的状況に追い詰めているかというと、
菌
が死んでしまうことによって、菌によって生命活動が維持されていた動植物も滅びてしまうのではないか、
と素人的には考えています。
菌は冷凍しても死なないそうなのですが、ある程度の高温になると死滅してしまうそうです。
私たちは最近、科学、という言葉をよく使います。科学的な知見を基に物事を判断しようとしています。
しかし、私たちの科学は、この環境下での法則に過ぎません。主に温度によって支配されていると、素人的には認識しています。
人間はたとえ意識があっても、身体が凍ってしまえば、自分の意思で身体を動かすことはできません。物理的に固まっています。
人間は気温が50度を超えると全身の細胞が死滅するそうです。すると、意識を持つことができません。
つまり、私たちの科学は、菌が生きて活動できる条件下での法則です。
では、気温が50度を超えてから現れる菌はないのでしょうか?
あるとして、それを私たちは生命と見なすでしょうか?
菌の刷新により、芋虫が蝶になるように、生命が変態する可能性がないとは言えません。
ただし、50度が限界の菌である私たちの目に、限界突破した菌の生命体が認識できるかどうか・・・
ちなみに、ワレワレの目は、光(電気)によって物体を認識する仕組みです。温度や音や匂いで認識すれば、世界はまったく違う形状になります。そしてこれらの五感すらも、この温度下において機能する菌が持つ能力だとすると、
ワレワレには想像もつかない宇宙がいくつもあるのだろうと考えます。
今回はちょっぴりSFし過ぎたかもしれません。
ワ、レ、ワ、レ、ハ・・・
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